自治体への要望書・回答結果
パイオニアエコサイエンス社は、ゲノム編集トマトの苗を、２０２３年に小学校へ無償提供する計画を発表しました。
それを受けて、なのはな生協では、配布撤回を求める組合員からの署名２４４７筆をパイオニアエコサイエンス社に 6 月に届けました。
しかし、配布計画を中止する様子はありません。
また、５月１７日には千葉県の全市町村 と東京都 6 区の計 60 自治体に、受け取り拒否を求める要望書を提出しました。
その回答は下記のとおりです。
自治体への要望書
回答結果
受け取る：0
受け取らない：7
未回答：8
その他：45
「その他」の内訳
申し出がないので現時点では判断できない：15
国が認めているので指導できない、各学校で判断：11
正しい情報や知見がないので判断できない：6
トマトの種苗を受け取った事例はなく、今後も同様と思われる：1
現段階で用いるつもりはない：1
回答しない：11
「受け取らない」と回答した理由は「安全性が確認されていない」が最も多く、「その他」と回答した自治体も「情報を収集し、食の安全性の観点から慎重に判断する」との回答が多く、「学校に情報提供をしていく」「判断が難しい状況で配布することは好ましくない」「安全性に問題があると判断された食品を使用することはない」「無償提供に積極的に希望する予定はない」など、多くの自治体は慎重に対応する
姿勢がうかがわれました 。
一方、「国の指示に従う」とだけした自治体も 4件ありました。
千葉県へ申し入れ 署名にご協力を！
今後の対策として、なのはな生協では組合員の皆さんから署名を集め、千葉県に申し入れを 行います。
一人でも多くの声を届けるため 、署名にご協力をお願いいたします。
