「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」は,平成23年3月11日の福島第一原発事故に伴う放射能汚染によって「ふるさと」を追われた,浪江町津島地区の住民による集団訴訟です。

原発事故から12年、未だに浪江町津島地区 (95.5km2 約450世帯・1,400人)は高濃度の放射能汚染のため全域が帰還困難区域とされ、地区内の一部 (1.53 km2 僅か 1.6%) で特定復興再生拠点整備事業が進められていますが、地区全体の除染計画も示されないまま、地区住民はいつ帰れるか目途も立たないまま現在に至っています。

2022年10月には、なのはな生協でも仙台高裁へ公正判決を求める署名活動を行いました。

4月19日、日比谷コンベンションホールにて原告団との交流会が行われました。

各拠点の放射線量の報告や、避難先で生活している住民の方から津島に対する思いなどが語られました。

なのはな生協では、今後もこの裁判に着目し、支援を続けて行きます。