戦争はいやだ! 市川市民の会
2017年度 第6回「集い」ご案内

2017年度 第6回「集い」 ご案内

福島原発・千葉県避難者裁判
-「判決」の成果と展望

千葉地裁での福島原発被害避難者の集団訴訟は、2013年3月11日に始まった。
提訴は8世帯20人から始まったが、7月に10世帯27人も提訴し、のち合同審理になった。
うち6人もが2017年9月22日判決を聞くことなく、他界された。

「原告と家族の会」会長遠藤行雄さん(84歳)は、9/2決起集会で訴えていました。
「私たち原告が被った深刻な被害とその賠償を求める当然の訴えは、審理を通じて必ずや裁判官の胸に響いていると確信します。(中略)この裁判は、当たり前の生活とふるさとを取り戻し、再び原発事故の惨禍をくり返さないための闘いです。」

2017年9/22の、全国注目の判決は
1.国の、津波予見とそれに対する規制措置については、著しく合理性を欠いていないので国家賠償法違反には該当しない。
2.東電に対しては、ア)財物損害は対象となる、イ)「ふるさと喪失 慰謝料」含む精神的損害は賠償の対象、ウ)自主避難者の損害も事情に応じ賠償対象となる。

結果、原告42名に3億7.600万7.601円を東電に請求。
この判決を原告・弁護団は不服とし、今後「東京高裁」にて控訴審が始まります。
群馬地裁判決に続く2番目の千葉地裁判決、今後全国各地で同様の訴訟に判決が下される中にあって、今般の千葉地裁判決の成果と今後の課題・展望を語っていただきます。
周りにも声かけ、ぜひご参加ください。

主催・戦争はいやだ!市川市民の会

運営委員50音順 池田美代子 菊池嘉久 酒井幹夫 塩川希代子 みつはしひさお 山浦恵津子 山口真理子 山本進 レウス敏枝

<連絡先>菊池嘉久 090-6948-8998

※なのはな生協では、この活動に賛同し、協力をしています。