なのはな生協

2019年春 日消連の連続講座
『暴走する生命』 遺伝子組み換えからゲノム操作へ

 

遺伝子組み換え企業の暴走を描いた映画「暴走する生命」が完成したのが2004年。それから15年経った現在、それらを止めるどころか、事態は更に進み、さまざまな技術を駆使した食品が開発されようとしています。ゲノム操作食品も、すぐそばに迫って来ています。

人間が何でも思い通りに出来るかの様な錯覚に陥り、問題の本質や危険性が見えなくなっている科学者や政府。取り返しがつかないことにならないよう、まさに今、多くの人と考えなければなりません。6月16日の日消連50周年記念シンポジウムを挟んで、連続講座で真正面からこの問題をとりあげます。ぜひご参加ください。

第1回 「『暴走する生命』上映とお話」

日時:5月6日(月・振休)13:30~16:00
会場:東京ウィメンズプラザ 第1会議室
交通:地下鉄「表参道駅」B2出口7分、JR「渋谷駅」宮益坂口12分
http://www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/outline/tabid/136/default.aspx
講師:安田節子さん(食政策センタービジョン21主宰)

遺伝子工学の発達と共に 1980年代半ばから、植物・動物そして人間までも遺伝子的に操作する動きが加速してきました。巨大多国籍企業は、あらゆる分野の遺伝子に注目し、これに特許をとり、特許製品を開発してきました。彼らの「生命支配」に対して農民や消費者・市民は――。2004年に制作され、国際的に注目されたドキュメンタリー映画。安田節子さんに映画の解説とともに、その後の動きもお話いただきます。

 

第2回 「新たな遺伝子操作・ゲノム編集技術によってどんな危険が降りかかるか」

日時:7月14日(日)13:30~16:00
会場:きゅりあん 中会議室(6階)
交通:JR・東急線「大井町駅」すぐ
http://www.shinagawa-culture.or.jp/hp/page000000300/hpg000000268.htm
講師:河田昌東さん(分子生物学・遺伝子組換え情報室)

 

ゲノム編集とはどんなことか、それによってどのような健康被害、危険性がもたらされるのか、そしてそれに対する規制の必要性などについて、長く研究活動を続けてきた河田昌東さんに分かりやすく解説していただきます。

◎参加費:各回1000円(日消連会員800円)

●会場や資料の準備があるため、できれば事前申し込みをお願いします。

主催:特定非営利活動法人 日本消費者連盟

【申込み・問合せ】日本消費者連盟
電話:03-5155-4765/FAX:03-5155-4767
電子メール:office.j(アット)nishoren.org  ※(アット)を@に変えてお送りください。