2月18日、市川男女共同参画センターで、沖縄平和代表派遣報告会を行いました。
はじめに、ドキュメンタリー映画「ドローンの眼」の紹介DVDを上映しました。
「沖縄ドローンプロジェクト」の空撮による、辺野古や沖縄の基地の現状を知ることができました。
辺野古では、埋め立ての土砂で水が濁り、珊瑚を守るために作ったと言われている工事用フェンスが役目を果たしていないこともわかりました。
加瀬理事長からは、今年の沖縄平和代表派遣の概要の報告がありました。
沖縄平和代表派遣参加者からは、感想と共に、
「観光ではなく、“戦争と平和”というテーマで沖縄に行き、現地を見ることが大切。関心を持ち続け、行動できるところは行動していきたい」と話しがありました。
毛利孝雄氏(沖縄大学地域研究所特別研究員)による講演では、「沖縄と出会うということ」と題してお話がありました。
普天間飛行場の危険性、
大手ゼネコンも関係する辺野古埋め立ての利権の問題、
付近の軟弱地盤と活断層について、
50万年以上かかって出来上がった自然を壊しつつあることなど、
現代沖縄に関する様々な問題を取り上げて伝えてくださいました。
「沖縄については、基地問題だけでなく戦後史全体で考える必要がある。
1人でも多くの人に沖縄の現場に立ってほしい。
そして、沖縄と出逅い、つながり、考え続ける人が生まれてほしい」と締めくくられました。