緊急のお願い
トリチウム汚染水海洋放出反対の声を政府にとどけてください
原発事故被害者「相双の会」國分会長からお知らせが届きました。
皆様のご協力をお願いいたします。
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政府は、今月13日にも関係閣僚会議を開き「トリチウム汚染水(ALPS処理水)を海洋放出」での処分を正式に決定する方針と報じられています。
4月7日には菅首相は全漁連、福島県漁連代表と面談し、海洋放出の方針を通告しました。両代表とも面談後の記者会見で反対の考えは「いささかもかわりない」と述べました。
県民世論の多くも反対です。それでも強行しようというのでしょうか。汚染水は「アンダーコントロール」にあると世界にうそをつきオリンピックを招致した挙句の果てが、海に垂れ流すというのでは、世界中から批判されるのは必至です。
私たちは原発事故による故郷喪失の苦しさを訴えてきました。各地の地裁、高裁で争われてきた避難者訴訟でも、この訴えは裁判所を動かしてきました。
一方、国や県は、こうした思いをふみにじり、帰りたくとも帰れない避難者を見捨て、他県から原発周辺(強制避難地域)に転入する世帯に最大200万円、起業した事業者に同400万円を支給するなどして、移住者による見せかけの「復興」をはじめています。
加えて、数少ない県民による産業復興である漁業に多大な打撃を与える「トリチウム汚染水」(ALPSによる処理水にはプルトニウム、ソトロンチウム90などが含まれていると言われています)海洋放出は、原発事故被害者の傷に塩を塗り込む許しがたい悪行です。
つきましては、13日の決定をさせないように、菅首相をはじめ政府の関係者に、反対の声を至急届けてください。
団体、個人いずれでも結構です。
2021年4月9日 國分富夫
<抗議先>
〇 内閣総理大臣 菅 義偉
suga.yoshihide@gmail.com 議員会館 03-3597-2707
〇 首相官邸ホームページの最初に「ご意見・ご感想」欄があります。それをクリックすると意見を出すフォーマットがあり、簡単に抗議ができます。