4月29日、30日の日程で福島を訪問しました。二本松市内にある浪江商工会の仮事務所に浪江町商工会議所会長の原田さん(写真左)を訪ねました。
事務所内の壁には「浪江まちづくり未来創造プロジェクト」のプランがびっしりと書かれた模造紙が貼られていました。
4月1日に避難指示が「帰還困難区域」を除く区域で解除されましたが、帰還者はごくわずかとの事。実際、商店街を車で走っていても、歩いている人を全く見かけませんでした。
同じく、一部地域を除き避難解除となった飯館村で花の栽培を再開した高橋さんを訪ねました。
ハウスは完成し、双葉が出ていました。
希望を感じさせるひと時でした。
しかし、周辺は除染廃棄物のフレコンバックが無数に「仮置き」されていて、それを囲むように太陽光発電装置が設置されている所もありました。
歩いている人はこちらでも見かけることはありませんでした。
4月29日に発生した浪江町井手(帰還困難区域)の山林火災は未だに延焼中です。1日も早い鎮火と、 消火作業にあたる方々の無事を願うばかりです。