4月1日福島県相馬市総合福祉センターで行われた、「トリチウムの健康被害の真実を知る」西尾国立病院機構北海道がんセンター名誉院長の講演会に参加しました。

東京電力と政府は、2021年4月、東京電力福島第一原子力発電所に貯まる128万トン以上の「処理水」を太平洋に放出することを決定しました。「処理水」とは、核燃料を冷却するために注入され、放射性物質を吸着材や薬剤により水から取り除く多核種除去設備(ALPS)で浄化処理されたものを指しますが、放射性物質のひとつであるトリチウムは専用装置でも取り除くことができません。

このトリチウムの健康被害の問題について、医学の立場から警告を発している西尾先生のからは、がんの放射線治療を中心に、被ばくのメカニズムなど多岐にわたって解説をしていただきました。

トリチウムの健康被害についての解説の部分の動画が公開されています。ぜひご覧ください。