4月30日福島県相馬郡飯館村の風景です。除染廃棄物をいれた袋(通称:フレコンバッグ)が積み上げられシートで覆われています。
作業中の場所で目をこらすと、「遮」の文字が並んでいます。
ここは、帰還困難区域に設営される、除染に伴い発生する土壌や廃棄物等の「中間貯蔵施設」へ運び込む前の「仮置き場」です。
除染廃棄物の入ったフレコンバッグを積み上げる際、汚染されていない山砂などを詰めた「遮」のフレコンバッグで周りを囲んでいるとの事。
こちらの袋には「支」の文字
ピラミッドの1段目を意味するのでしょうか。
自治体が管理する「仮置き場」には遮水シートの上にバッグを並べ、「遮」で囲み、防水シートで覆う などのルールがあるようですが、その「仮置き場」にも置く目途がたたないバッグたちは、地権者の許可だけで積み上げられています。
「仮仮置き場」です。「遮」も「支」も見つけられませんでした。
国道6号を南下し、30kmほど走っても、言葉を失う風景が続いていました。