2月1日(土)、「戦争はいやだ!市川市民の会」主催の第6回集いが、市川市文化会館で行われました。

内容は、
「東電刑事裁判−3被告人無罪! −判決が私たちに問うもの−」
です。

新作DVDの「東電刑事裁判 不当判決」の上映後、多数の原子力・原発関係の訴訟を担当している海渡雄一弁護士の話を伺いました。

海渡氏には、沢山の資料をもとに、今回の裁判の仕組みや、東京地裁が犯した7つの誤りを説明していただきました。

また、裁判所が争点をすりかえ、重要な事項を落としていることを指摘されました。

最後に、
日本の司法が危機的状況にあることは間違いない。
最高裁判所の裁判官の人選そのものがおかしくなってきており、良い判決が出なくなってきている。
しかし、司法をあきらめず、この判決を覆すべく控訴審を闘う!
と述べられました。

質疑応答の中では、
2月7日で定年退官予定だった東京高検検事長の黒川弘務氏を、半年間続投させることを閣議決定したことを取り上げました。

黒川氏が政権に近い地位にあったことに触れ、政権の人間を捜査対象にされないようにするためではないか?と話されました。
報道の裏に隠されている事実を知ることが重要だと感じました。

当日上映されたDVDはYouTubeで無料公開されています。
判決の内容が解説されていますので、ぜひご覧ください。