香取郡神崎町のこうざき自然塾を訪問しました。
ちょうど籾種(稲の種とするもみ)の温湯消毒を行っているところでした。専用装置です。
籾種の温湯消毒とは、いもち病・ごま葉枯れなどの糸状菌(カビ)による病害や、褐条病(かつじょうびょう)などのような細菌性病害、種子伝染性病虫害などに負けない苗を生育するための大切な作業です。農薬ではなく、湯の温度で病原を退治します。
温度と時間はきっちり管理します。(60℃6分)
温湯に浸かってもらいます。
冷水にとります。
一度空気にあてて休んでもらったら、催芽(籾種の芽をいっせいに出させる)作業に入ります。
2016年シーズンの米作りの準備は、着々と進んでいました。