7月28日広島平和記念公園を訪れました。
原爆の子の像です。中に鐘が吊られています。

原爆の子の像の説明文がありました。

この像は、2歳のときに被爆した佐々木禎子さんが、10年後に白血病で亡くなったことをきっかけに、同級生たちが「原爆で亡くなったすべての子どもたちのために慰霊碑をつくろう」と呼びかけ、全国の3,200余りの学校や世界9か国からの寄付などにより、1958年5月5日に完成したものです。
像の高さは9メートルで、その頂上には折鶴を捧げ持つ少女のブロンズ像が立ち、平和な未来への夢を託しています。
側面には少年と少女の二体の像が配されています。
像の下に置かれた石像には、「これはぼくらの叫びです これは私たちの祈りです 世界に平和をきずくための」という碑文が刻まれています。
内部につるされた鐘には、ノーベル物理学賞受賞者である湯川秀樹博士の筆による「千羽鶴」、「地に空に平和」の文字が彫られています。

この鐘と金色の鶴は、2003年に複製されたものです。広島市

たくさん飾られている折鶴は、それぞれ時期が過ぎると「おりづる再生プロジェクト」でリサイクルをします。NPOおりづる広島により回収され、授産施設で選別され、製紙会社に届けられ、再生紙に生まれ変わります。

再生紙が使われているポストカードとお菓子の箱

他にも様々な紙製品があり、売り上げの一部は原爆ドーム保存事業基金に寄付されるそうです。

70年目の8月がもうすぐ始まります。