戦争はいやだ! 市川市民の会
2017年度 第1回「集い」ご案内
原発避難者の行方に
東電・国の責任の所在は?
この春3/31~4/1に、福島県の「避難指示区域」の次々の不当な解除が行われ、原発避難者の「賠償打ち切り」や自主避難者の「住宅支援」も打ち切られていく。
生活ベースの不安が始まり危機的と言える。
国の費用で除染し「特定復興拠点」もつくると言い、自治体も「故郷帰還」を勧める。
しかし、その故郷に帰って日常生活が可能なのか?
これまでの帰還実績は20~8%。また帰還希望者は、30%台の高齢者に対し その子ども世代は10%以下である。
その理由は、当然ながら放射能の高線量不安と、商店、病院、学校他のインフラ不備の不安などを誰もが挙げる。
こんな声がある、
『若い人たちは帰ってきてはダメ。子どもには外を歩かせたくない。』
『僕たちはずーっと恐怖と隣り合わせだ。』
『事故後にも国内の原発をなくそうともせず、また戻れなんて。そんな決定には従わない。』 (70代)
その一方で増え続ける避難地への移住者と、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の急増、約46%へ!
また 児童・生徒間のいじめは地域での避難者家族へのそれの裏返しとも言え、底辺は計り知れない。
事故6年目を迎え、こうした現実に対する東電・国の「責任の所在」と「責任感」は如何なものか?忘れてはならないために、安倍政権の責任を問うためにも、誘い合ってぜひご参加ください!
4月23日(日)
13:30~16:40
■場 所 市川市文化会館第2会議室
■お 話
伴 英幸さん
(原子力資料情報室共同代表)
<プロフィール> 生活協同組合専従、脱原発法制定運動を経て1990年より原子力資料情報室スタッフとなる。
1995 ~2017年3月まで事務局長、1998年より共同 代表となり現在に至る。
その他、総合資源エネルギー調査会放射性廃棄物ワ ーキンググループ委員、国会エネルギー調査会(準備会)有識者チームメンバー
著書:「原子力政策大綱批判―策定会議の現場から」 (七ツ森書館)◇参加費 500円 *閉会後、懇親会予定 どうぞご参加を
主催: 戦争はいやだ!市川市民の会 (2001・10 発足)
運営委員・50音順:池田美代子 菊池嘉久 酒井幹夫 塩川希代子 みつはしひさお 山浦恵津子 山口真理子 山本 進 レウス敏枝
<連絡先> 菊池嘉久 090・6948・8998
※なのはな生協では、この活動に賛同し、協力をしています。