なのはな生協大野エリア会

小麦・卵・砂糖を使わない
米粉のミンスパイ

12月10日市川市大野公民館にて「米粉のミンスパイ」講習会を行いました。
“ミンスパイ”は、ドライフルーツとナッツを刻んで中に詰めて焼いた手のひらサイズの小さなパイで、クリスマスシーズンには欠かせないイギリスのお菓子です。


今回のミンスパイの中身は レーズン、いちじく、あんず、オレンジピールなど多種のドライフルーツと、カシューナッツ、ピーカンナッツ、くるみを刻んでブランデーと水で煮たもの。


パイ生地は一般的な小麦粉とバター・水ではなく、米粉に片栗粉、アーモンドプードル、白ごまペースト、なたね油、りんごジュースを混ぜて作ります。
出来上がったミンスパイは程よい甘さで、一つ一つ美味しい食材が集まってできた文句なしの味でした。


参加費1000円と少し高めでも、定員を超える申し込みがあったそうで、やはり講師の方の魅力と内容に人気が集まったのでしょう。
教えてくださった横浜在住の奥山恭代先生は、小学校4年生の時に知った水俣病がきっかけで、食べ物として人間の体の中に入るものすべてが気になり、料理を始められたそうです。


長期海外在住後、旧シャロムヒュッテ(自然農やマクロビオティックを提唱するペンション)でシェフとして数年間働く…というプロフィールを読んで参加された方も多いのではないでしょうか。
シャロムヒュッテは「大倉さんのりんご狩りツアー」で宿泊場所だったところで、奥山先生との縁を感じます。
次回は奥山先生にシェフとしての経験を活かしたお料理のメニューを教えていただきたいという希望も多く出ました。
来年度の大野エリア会でぜひ実現を!