なのはな生協 大野エリア会

「蒲鉾の八木橋」生産者交流会

 

9月18日(金)、大野公民館にて「蒲鉾の八木橋」の八木竜太郎氏をお招きして生産者交流会を行いました。
小雨の降る中、会場が満席になるほど大勢のお客様にお集まりいただきました。

八木氏は最年少で水産練製品製造業の一級技能士資格を取得した実力派です。
練り製品は、季節に応じた鮮度の良い魚を選び、ブレンドすることがおいしさの秘訣だそうです。
八木橋さんでは魚だけでなく調味料へもこだわりも徹底されています。
八木橋の製品と安価な市販品との違いや、市販品に隠された添加物のお話も丁寧に分かりやすく説明していただきました。
生の魚を捌き、石臼ですりつぶしてすり身にし、手で成型するという大変手間のかかる作業のため、八木氏は早朝4時から仕事を始められているそうです。

成型の実演では、手品のように増えていく小さなボール、蒲鉾やゴボウ巻などの技を次々に披露していただき、見事な早業に「うゎ~」と何度も驚きの声があがりました。


全員が試食させていただいた「あげボール」は本当においしく、揚げたてのふわふわの食感に感動しました。


最後に見せいていただいた、鹿の子模様の蒲鉾は、ため息が出るほどの美しさでした。


練り製品の国内消費量は40年前の半分に減っているそうです。
八木橋さんの製品はそのまま食べてもおいしいですが、いろいろな料理に利用してみたいとの声が聞かれました。