なのはな生協 大野エリア会

生産者交流会【丸和食品】

3月13日、大野エリアでは丸和食品の門脇さんにお越しいただき、市川市の大野公民館にて生産者交流会を開催しました。

まず、門脇さんから製品のこだわりや豆腐の出来るまでを詳しく説明して頂きました。

特に、一般商品との違いは興味深く、高い品質の国産大豆を使うだけでなく、消泡剤は使わず、凝固剤にも天然のにがりのみをつかっています。

一般の商品には、合成洗剤と同じような作用をする消泡剤を使ったり、消泡剤と記載がなく安全な様に見せかけても、どんな油だかわからないものを消泡剤代わりにつかったり、危険な添加物のシリコーン樹脂などが表記されずに使われたりしていることも知りました。

「油揚げ」などのあげものも、薬品抽出していない、なのはな生協の「一番搾りなたね油」を使って揚げているそうです。

スーパーなどには、国産大豆100%使用と書いてあるのに、とても安いものがあるのは、消泡剤を使って泡まで豆乳に戻し、さらに水で薄めた豆乳を固めてしまう安全性の低い凝固剤を使っているからということもわかりました。

添加物を使わないかわりに熟練した職人の目と技が必要で、そうして手間暇をかけることで、私達に安全で美味しい商品を届けてくださっているのですね。

次に、持ってきていただいた大鍋2杯の豆乳ににがりを加えて、皆で豆腐作りも体験しました。

豆腐の寄せ器「ワンツー」

天然のにがりで作るお豆腐は、温度管理やにがりを加えてからの混ぜ加減が大変難しく、この様な交流会では失敗することもたびたびあるとか。

この日は、門脇さんの指導の下、上手に寄せ豆腐ができました。

豆腐が固まるのを待っている間に、事前にスタッフで途中まで準備してあった試食をぱぱっと皆で手際よく完成させ、美味しいお料理の数々に舌鼓をうちました。

丸和さんのレシピにあった「油揚げのピザ」は、意外性と美味しさで特に好評でした。

総勢20人と調理室もいっぱいとなり、たくさんの質問も出て、楽しく、美味しく、ためになるエリア会となりました。