5月28日㈯、幕張メッセ国際会議場で、こども・若者未来基金2021助成報告会が開催されました。
はじめに、運営委員長の宮本みち子さんから、施設を出た後の自立支援改正案が国会で審議中で、物理面・金銭面・人材面での十分な支援が必要であると話がありました。
基調講演では、「現代の若者が抱える問題と困難さとは」をテーマに、植草学園副学長の野澤和弘氏が、新聞記者時代の経験をふまえ、世間からの「孤立」が大きな問題の一つであることや、子どもを内向的にさせている日本特有の状況などについて話されました。
その後、基金についての報告と、助成を実際に受けた若者たちの話があり、閉会となりました。
なのはな生協では、今後も他団体と協力して、社会的養護が必要な子どもたちの支援に取り組んでいきますので、ご支援・ご協力をお願いいたします。