高知県産こしひかりの生産者から米だよりが送られてきましたので紹介します。
高知のコシは7月豪雨の被害ありません。
出穂は平年より早く晴天続きで登熟も進んでいます。
7月豪雨の被害で通行止めになっていた高知道も、下り車線の対面通行が始まってようやく物流も回復してきました。
平年より8日早く7/10に梅雨も明けて、以降はずっと晴天と気温の高い日が続いています。
前回のコメ便り以降の南国市後免の気象データを見てみると、
高知のコシヒカリの田んぼに目立った被害はありません。
今年の梅雨は、降水量だけ見るとかなりの雨が降っていますが、日照時間が平年より多くなっているので、稲にとっては悪くない天候だったと言えそうです。
梅雨明けも平年より早く、このあとも晴天が続いているので稲の登熟に必要な光合成を、今年は例年以上にしっかりと行うことができます。
まだ8月の稲刈りまで3~4週間ありますが、このまま台風や集中豪雨の被害がなければ、今年は例年以上に粒の充実したおいしい新米がとれそうです。
【7/16 南国市の西村さんの無農薬栽培コシヒカリ】
ポット苗での栽培なのでうちの生産者の中で一番生育が進んでいます。登熟が進み穂が黄色くなりかけてきました。
【7/16 香南市の生産者グループ 玄米黒酢散布のために集まった富家ライスファミリーの皆さん】
ほとんどの田んぼはラジコンヘリで散布していますが、住宅のそばの田んぼはみんなで手撒き散布します
【7/16 香南市の村上信一郎さんの無農薬栽培コシヒカリの田んぼ】
今年はきれいに出穂がそろいました。紙マルチによる抑草も今年はうまくいってあとは収穫を待つだけです
まもなく収穫と出荷の始まる高知の新米を今シーズンもよろしくお願いします。