10月11日に行われた「福島原発避難者訴訟第26回口頭弁論」前の決起集会の模様です。会場はいわき市飯野八幡宮会館です。

前日に判決が出た「福島生業訴訟」では、福島地方裁判所が国の法的責任と東京電力の過失を認めました。「この流れで、勝訴を!」と参加者の気持ちも高まります。

原告団長は、双葉郡楢葉町宝鏡寺 早川篤雄住職です。2016年2月に行った なのはな生協役職員研修では、宝鏡寺境内で脱原発について、長く反対運動に携わってきた経緯と被害の現状をお話いただきました。

原発事故被害者「相双の会」の國分会長も原告代表として登壇しています。(中央)

双葉郡8町村と南相馬市小高区、川俣町山木屋地区の住民が東京電力を相手取り、原発事故によってふるさとを追われ人生そのものが崩壊してしまった悲劇と苦しみを、弁護団と共に正当に正義の司法判断を仰ぐために闘ってきました。

決起集会のあとは、福島地方裁判所いわき支部までデモ行進をしました。

この日で結審となり、判決は2018年3月22日です。