6月22日 前日に福島地方裁判所いわき支部で行われた「原発避難者訴訟」公判傍聴の翌日、国道6号線を北上しました。

津波で駅舎を流された常磐線富岡駅は復興工事が進んでいました。

駅前には大きな集合住宅が建設中です。

竜田駅~富岡駅の区間は2017年内の開通と発表されていましたが、10月頃に“前倒し” となるとの事です。

6号線を走ると、廃墟、荒地、バリケードが風景となって流れていきます。

心痛む風景です。

浪江町請戸小学校は手つかずのまま、

ご覧のような状況です。

請戸漁港は、震災で壊れた岸壁の復旧工事がほぼ終わっており、漁船が戻ってきていました。

現在は、試験操業を行っています。

飯舘村の花卉生産者 高橋さんを訪ねました。

4月の避難指示解除とともに栽培を再開しました。

今日までの花の成長を語る高橋さんからは喜びが伝わってきます。

飯舘牛の繁殖農家が休耕田を利用した放牧実験を行っています。

緑豊かな自然に恵まれたこの村に、緑色のシートで覆われたおびただしい数の放射性廃棄物が“仮置き”されています。

常磐自動車道の線量計は、4月に訪れた時とほぼ同じ数値を表していました。