なのはな生協
『標的の村』上映会
6月20日千葉市生涯学習センターで行われた『標的の村』の上映会で、千葉では報道されない沖縄の現実を垣間見ることが出来ました。
『標的の村』とはベトナム戦争の頃(当時はアメリカの統治下)、仮想のベトナム村としてまさにヘリコプター部隊の攻撃の標的になっていたことに由来します。「今も、時折そんな動きをしているヘリコプターがいる」と住民の方が話します。
「オスプレイ」着陸帯の建設を反対する住民運動を分断させるために、国が高江の住民を通行妨害で訴える(当時、現場にはいなかった7才の少女も被告となっている)というやり方に憤りを覚え、「反対を叫び続けてもダメ、議会で建設反対を可決してもダメ、だから座り込むしかない」と言った言葉にやりきれなさを覚えました。
そんな沖縄の怒りがオスプレイ配備とともに爆発。普天間基地を封鎖しようとする県民。それを阻止しようとする警察。基地の中から笑ってみているアメリカ兵。怒号が飛び交う中をオスプレイが着陸。そんな事が沖縄で起きていたことを私達は知らなかった。
沖縄の問題を日本国民全体の問題として考えることが、ますます重要になってきていると感じました。