あいコープ福島・交流会
「兄弟・姉妹のような、とても他人とは思えない関係です。」
「ようこそ千葉へ!」9月29日(土)みみずの学校の生徒さん達と一緒に、折り紙で作ったチェーンネックレス(首飾り)と、トンネルアーチで、29名の皆さんを、お迎えしました。

あいコープ福島の橋本副理事長は挨拶で、「震災後、放射能汚染の不安から、県外へ引っ越される組合員も大勢いた中、私達は福島の地に留まる決断をしました。何とか福島が元気を取り戻せるようにと、生産者交流会等を企画しましたが、最初は皆、外出もはばかりがある状況で、参加者も集まりませんでした。そんな、誰もが福島を敬遠している時に、なのはな生協さんはいち早く、『風評被害ふっとバスツアー』企画し、皆さんで来て下さいました。あのときは、私たちの苦しみを親身に聞いて頂き、本当に嬉しかったです。なのはな生協さんは兄や姉のような存在でとても他人とは思えない関係です。そして今日は、『土を思う存分さわっていいよ』『時間気にせずに外遊びしていいよ』という、素晴らしい企画で招待され、大人も『昨日から興奮して眠れなかった』と言うくらい楽しみにしていました」と話されました。

早速、板橋さん宅の庭で昼食。みみずの会の生産者とみみずの学校の生徒さんが振舞って下さった料理に、「釜で炊いたご飯が美味しい~!」「茹で落花生美味しい~!」等の声が上がりました。戸外での食事を楽しんだ後は、お待ちかねの落花生掘りと、芋掘り。特に落花生掘りは皆さん初体験で、「千葉の秋」を満喫された様子でした。成田山新勝寺参拝の後、懇親会では、あいコープ福島の皆さんから、「3・11」と刻んだキャンドルを灯して頂きました。福島の現状について語り合うと、あっという間に時間が過ぎていきました。
翌日は、三里塚農法酵素の会の木内さんと堀越さんの案内で成田空港を見学され、有意義な2日間となりました。

今後、あいコープ福島では、こどもも測れる「ホールボディーカウンター」を購入予定との事。
これからも、福島のこどもたちのために、支援を続けていきたいと思います。