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報告:子どもたちに平和な未来を2018

報告:子どもたちに平和な未来を2018

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平和のための学習交流会
「子どもたちに平和な未来を2018」を開催しました

2018 年8月 10 日、パルシステム千葉の地域活動施設「パルひろば☆ちば」で、 「子どもたちに平和な未来を 2018」を開催しました。
この企画は、平和の大切さと核兵器の廃絶について考え、各生協の活動を交流することを目的に毎年開 催しています。

今回は、「平和のこと一緒に話そう!」をテーマに、子どもが主役になれる場をつくり、全体の企画やグループ交流をとおして、平和の大切さを参加者自身が感じて、次につながることや行動してみたいことが発見できるような場を応援しました。
参加者は小学生から大学生の34名を含む84名でした。

全体企画は、不二女子高等学校演劇部による朗読劇と、千葉県ユニセフ協会によるユニセフ学習会をおこないました。
グループ交流は、子どもと大人に分かれ、子どものグループには、千葉大学生協と東邦大学生協の学生委員がグループリーダーとして話をすすめました。
会場には「人間と原爆」と「ユニセフってなあに」のパネル展示、パルシステム千葉から平和をテーマにした絵本の提供がありました。
参加者は関心を寄せて熱心に見てまわりました。

また、「ヒバクシャが訴える核兵器廃絶国際署名」は19筆集まり、参加した子どもの中には初めて署名をした子どももいました。
参加者が折った折り鶴は なのはな生協が広島・長崎を慰問する際に届けます。

 

不二女子高等学校演劇部による被爆体験の朗読劇

不二女子高等学校演劇部の 被爆体験の朗読劇は、千葉県 原爆被爆者友愛会の児玉三智子さんが、被爆体験を語る活動を不二女子高校でおこなったことがきっかけとなりました。
朗読劇のシナリオは、友愛会の被爆者の体験をもとに 作られた「被爆者の訴え伝えたい あの日のことを」です。

ナレーションの『1945年昭和20年 第二次世界大戦において、日本が負けることは誰の目にも明らかでした。
爆撃で、東京はじめ、大阪・名古屋などほとんどの都市は焼け野原となり、沖縄では地上戦が繰り広げられていました。
私たちが住んでいるこの千葉も、爆撃をうけました。そして、・・・』で、はじまりました。
8月6日8時 15分広島で、8月9日11時2分長崎でおきた惨状、被爆後の治療方法がなかったこと、被爆者への言われなき差別、原爆は絶対悪の兵器であること、そして、平和を願い核兵器廃絶のために闘っていることがヒバクシャの声として語られました。

 

千葉県ユニセフ協会によるユニセフ学習会

子ども兵士・ムリアの告白「ダイヤモンドより平和がほしい」の内容を紹介してもらいました。
シエラレオネの紛争がある地域で暮らすムリア君は子ども兵士として戦うことを強要され、恐怖を取り除くために、目の下に麻薬まで入れられてしまいました。


衝撃型地雷や蝶型地雷は、命までは奪わなくても足などを傷つけることを目的に作られ、世界には今も地雷の被害に合っている人がいます。
「傷つけあう悪い気持ちではなく、家族や身近な人を思い、平和を考えてほしい。」と強いメッセージがありました。
最後に、シリアのアレッポで難民生活を送っている少女から「平和な生活の 中で勉強がしたい」という願いが DVD で紹介されました。

 

 

グループ交流・発表

千葉大学生協と東邦大学生協の学生委員がグループリーダーとなり交流をすすめました。
アイスブレイクで「夏休みにやったこと」を出し合い、話しやすい雰囲気になってから、全体企画の感想や気付いたことなどを話し合いました。
最後に模造紙にグループのまとめを書き出しました。


「平和新聞」を作ったこと、平和のつながりをさがしたこと、 朗読劇やユニセフ学習会で発見したこと、戦争は起きてほしくないことなど、グループごとに発表をおこないました。

 

朗読劇を観た感想には、「写真がしょうげきでした。」、「げんばくこわい。家族とか大切にしたい。」、「高校生が朗読してくれてう れしい。」などがありました。

 

ユニセフ学習会での気付きや思ったことには、「DVDに出てきた女の子が『勉強が嫌いな人なんていない』と言っていたことに驚きました。」、「戦争の残ぎゃくさを知った。平和のありがたさが身にしみた。」、 「子どもにも麻薬を打つなんて、ビックリしました。」などがありました。

参加した感想には、「はじめて写真を見て、いま毎日楽しくすごせているだけで、とてもありがたいことだなと思いました。」、「むずかしい言葉がたくさん出てきた。」、「顔をあわせて話すことが大切ですね。」、「平和について話をするこ とで、あらためてまずは自分の身近な人たちのことを考えて生活しようと思い ました。」、「若い世代が主体的に参加して、世代を越えて交流し、話し合える機会となり、興味深い時間でした。」など、さまざまな思いが込められていました。

グループ交流は、多世代交流の難しさもありましたが、同じテーマで話すことで新たな発見や、初めて体験したことで学ぶこともありました。
戦争体験者、被爆者の年齢が高齢となっていく中で、直接話を聞く機会が減っていきます。
日本で起きたこと、世界で起きていることを知ることは、平和を築いてきた先人たちの歴史を知り、これからを築いていくことの責務を思い、より参加しやすい場を検討していきたいと思います。

 

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