なのはな生活協同組合 理事長 山本 靖子

皆様と一緒に新しい年を迎えることができ感謝いたします。

昨年、なのはな生活協同組合は設立50周年を迎え、「50周年記念セール」や組合員と生産者・メーカーとの交流イベント「なのはなメッセ」を開催することができました。組合員活動では、生産者交流会、学習会、体験イベントなどを開催し、たくさんの組合員にご参加いただきました。また、組合員主導のエリア活動おいては、4月から4エリアに分かれて活発に活動しています。

2024年は、能登半島地震でたくさんの方が被害に遭い、未だ不自由な生活を余儀なくされ、豪雨などの被害でなかなか復興が進まない状況が依然として続いています。20年ぶりの新紙幣とお祝いムードのなか、石破新内閣が誕生しましたが、円安傾向は収まるばかりか加速していきました。世界に目を向けますと、ロシアのウクライナへの軍事侵攻から2年が経ち、イスラエル軍とハマスの戦闘も続いていますが、そのような中ノーベル平和賞に被団協(日本原水爆被害者団体協議会)が受賞され、世界に核兵器廃絶や恐ろしさを訴える活動が認められました。これを機に世界各地での紛争が終結し、一日も早く平穏な生活ができる日が来ることを祈るばかりです。

なのはな生協の商品におきましても原油高、円安の影響で電気、ガソリン、資材、飼料の高騰による値上げが続いておりますが、組合員にはご理解を頂き、生産者の皆様を応援して下さりありがとうございます。

2025年も組合員同士、生産者・メーカーと組合員が直接交流する機会を増やし、たくさんの組合員にご参加いただき、組合員活動を活発にしてまいります。今年は被爆80年ということもあり、組合員と一緒に平和について考えていきたいと思います。

本年も安全で安心な商品をお届けし、皆様の生活が豊かになりますよう、取り組んでまいりたいと思いますので、皆様のご支援を賜りたくお願い申し上げます。

世界の平和と皆様のご健康とご多幸を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。