なのはな生協

報告:東海第2原発の再稼働について東葛地域で住民説明会を求める署名活動

茨城県にある東海第二原発は1978年運転を開始し、今年11月に40年を迎える最も古い老朽原発です。
30㎞圏内に水戸市があり、96万人が暮らしています。
栃木県まで50㎞、千葉県まで80㎞、東京までわずか110㎞であり、まさに首都圏の原発である事が分かります。
首都圏には3000万人が生活しており、福島原発事故を考えれば避難など困難なのはあきらかです。
しかし、規制委員会からは準適合性許可(合格証)、20年運転延長認可が下りています。
東海第二原発は東日本大震災で被災、損傷し、冷温停止するまでに3日半もかかりました。
震災以降7年以上も稼働していません。
玄海原発の例もあるように再稼働となれば不測の事態が起こる可能性が高い原発です。
福島原発事故で被害は広範囲に渡ることが分かりました。
首都圏に最も近い一度過酷事故が起これば首都が壊滅することは容易に想像できます。

2019年7月、東葛地域の組合員の皆様にご協力をお願いした「東海第2原発の再稼働について東葛地域で住民説明会を求める署名活動」の結果とその後の報告の連絡がありましたので、掲載します。