なのはな生協
台風19号被害のお見舞い募金にご協力ください
10月12日から13日にかけて関東地方から東北地方を襲った台風19号は、河川の氾濫などによって甚大な被害をもたらしました。
13日早朝より成田市内の生産者を訪ねましたが、露地ものの大根やにんじん、キャベツ、ねぎなどに被害が集中していました。
「やっと傷んだ野菜が回復してきたのに、また台風の被害で何とも言いようがないです」(みみずの会・府間さんの奥さん)という状況です。
14日はふくしま東和有機農業研究会を訪ねました。
とりわけ佐藤佐一さんの被害の大きさには言葉を失いました。
12棟のビニールハウスの内、川の氾濫によってハウスの上に1メートルもの土砂(ヘドロ)が積もり、6棟が押しつぶされていました。
他のハウスも土砂が流れ込んでいましたが、「骨組みを修復すれば何とか使えるかな」(佐藤さん)という状況です。
「ヘドロの量は、大型ダンプ100台分でも運び出せないだろう。
そもそもこのヘドロの持って行き場がなく、どうしたらいいものやら。まだ、どう段取りしたらいいのか考えつかない」と憔悴しきった様子で話されていました。
ハウスの中には、取り始めたばかりの菌床シイタケ3000株や冬から春にかけて栽培する予定のほうれん草、春菊、小松菜、大根などの苗がありましたが、すべて流されてしまいました。
その後、友好生協(生協ネットワーク21)のあいコープみやぎへ向かいました。
着いてすぐ目にしたのは、玄関先に積み上げられた書類などの山。
中に入るとOAフロアーになっている1階事務所は、すでに床が外されコンクリートがむき出しになっていました。
床上浸水50センチとのこと。
冷蔵倉庫内は停電し、ドライ商品の集品作業用のラインも止まったままでした。
外には水没した商品がカゴ車にたくさん積み上げられていました。
「もったいないけど捨てるしかないですね」と大滝常勤理事。
配送車両5台、営業車8台も水没したとのことでした。
宮城県内でもあちこちで川が氾濫したため「役職員の住宅にも被害が発生し、出勤できない状態にある人もいる」とのことで、同じ生協人として他人事ではいられない気持ちになりました。
15日は他の生産者を訪ねましたが、やはり酷い状況でした。
組合員の皆様には上記のような状況をご理解いただき、台風15号に続き大変心苦しいところですが、お見舞い募金活動にご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
≪注文書の6桁記入欄に番号と口数をご記入ください≫
010930 1口: 100円
010940 1口: 500円
010950 1口:1000円
※11月8日までにお願いいたします。