なのはな生協 子育て委員会
子育て委員会 親子で学ぶ性の話
8月26日、船橋市中央公民館に、助産師の土屋麻由美先生をお招きして、親子・家族でお話を伺いました。
今回の企画は、2月に開催して好評だった教育講座を親子で聞きたいという声に応えて実施したものです。
当日は、スタッフを含め、31家族、大人37名(お母さん・お父さん・おばあちゃん)、子ども43名の参加がありました。
まず子ども向けの話のあとに、質疑応答を中心に、大人向けの話をしていただきました。
前半の子どもたちへの話として、
1.からだの違い 心の違い
2.プライベートゾーンについて
3.プライベートゾーンの洗い方
4.プライベートゾーンをいじること
5.命のなりたち
6.お腹の中にいたときのこと
7.あなたが生まれてきたときのこと
について、スライドや人形を使い、子ども達に易しく、語り掛けるように話してくださいました。
先生はお話の中で、生きていくのに大切なこととして、
1.自信を持っていること
2.安心していられる
3.自由であること
と話されました。
日本の教育では、性の話をタブーとしていて、外で話すことではないとしていますが、情報が多く、スマホ等で見てびっくりしてしまったり、間違えてとらえてしまったり、怖いことと誤解するケースも多いそうです。
子どもたちも、自分の事だから知りたいので、子どもの時から、お互いの多様性を認め合い、正しい知識、人間らしい人権教育、性の健康教育が必要と話されました。
また、成人するまでに自分の身体を大切にすることを考え、泌尿器科や産婦人科を受診することも必要ということでした。
参加者からは、
・子どもが自分のプライベートゾーンをいじることが気になっていたが、話が聞けて良かった
・親向けの話、現在の性教育の現状も聞けて良かった
・子どもがもう少し大きくなったら、また、話を聞きたい
・今後、家族で話していきたい
との感想がありました。
日曜日開催ということで参加してくれたお父様からも、わかったことがあって嬉しかったという声があり、育メンパパ達も、いろいろ考えてくれているのだなと感じました。
子育て委員会では、これからも、現在子どもが直面している問題・置かれている状況を考えるきっかけとなるような企画を考えていきたいと思います。