毎年恒例になっている「味噌作り講習会」。
今年は1月15日~24日に6会場(千葉、船橋、市川、佐倉、柏、東京)で開催し、のべ70名の参加がありました。
実習を交えての講習では、皆さん講師の話を聞きながら、熱心にメモを取っていらっしゃいました。
「全部の材料を混ぜたときのかたさ加減に注意してくださいね」とお話しすると、「しっかり覚えて帰らなきゃ!」と皆さん混ぜながら一生懸命確認。
「カビが心配」という方には、カビ防止のポイント(道具の消毒、材料を混ぜた時のかたさ、容器に入れる際になるべく空気を入れない等)と共に、「見つけたら取り除いて元通りにしておけば大丈夫ですから、ビックリして捨てないでくださいね」とお伝えしました。
「塩分が気になる」という方には、塩分に注意しなければいけないのは、市販の精製塩で、ミネラルが豊富な「海の精」や「天塩」の場合は、それほど神経質にならなくても大丈夫だということをお話ししました。それでも減らしたいという方は、ダシをしっかりきかせると、味噌が少なくて済みますのでお試しください。
試食の味噌汁に使った味噌は2年前の講習会で仕込んだもの。熟成が進んでいて色も濃いめで、用意したなめこを使った味噌汁にはぴったりの味になっていました。
試食の後は、遠忠食品の生のりの佃煮を水にとかして市販品と比較する「のりの実験」を行いました。原材料や添加物について説明し、濁った水の様子や、のりの破片の大きさから違いを実感していただきました。
参加した方からは、「思ったより簡単そうなので作ってみます!」「昨年仕込んだ味噌の味がいまひとつだった理由がわかりました。今年は美味しいお味噌を作ります!」「大豆を煮るのが大変そうなので、今回は煮大豆でチャレンジしてみます」「楽しかったです」等の感想をいただきました。