9月27日、28日の日程で、福島県喜多方市熱塩加納町のさゆり米生産者「緑と太陽の会」の皆さんと交流会を行いました。参加した組合員から感想をいただきましたので、掲載いたします。

 

さゆり米ツアーに参加してみて

 

さゆり米の里自然豊かな熱塩加納町で、生産者「緑と太陽の会」の皆さんとの交流会に参加しませんか?さゆり米登録者を対象にしたこの企画で、長年の夢であった熱塩加納町を訪れることが出来ました。

さゆり米を登録するきっかけとなったのは(当時の)加納小学校の栄養士坂内幸子さんの「熱塩加納村は山形県との県境にある高地の山間集落なので、山から流れ出た最初の水、農薬汚染されていない一番きれいな水を使ってお米を栽培しています」という言葉に納得、さゆり米をもっと積極的に購入して買い支えていきたいと思ったからです。

生産者の皆さんとの交流会では、地域全体で有機農業に取り組むようになった経緯や、合鴨農法に至るまでに苦労されたお話などを伺いました。

翌日はお楽しみの蕎麦打ち体験。生産者の方が蕎麦打ち職人に変身して、目の前であっという間に見事な蕎麦が出来上がります。簡単そうに見えて実際にやってみるとこれがなかなか難しい。

お蕎麦と一緒に、生産者の方々が持ち寄ってくださった地元の食材がずらりと並んだ昼食の美味しかったこと!

刈り取り前の黄金色の稲穂が夕日に映えて、懐かしさを感じる風景でした。時間があればもっとゆっくり歩いてみたかったです。

市川市 Tさん

 

農薬の人体に及ぼす影響を知り、子供たちにはできるだけ農薬を使わない減農薬のお米を買っていましたが、無農薬のさゆり米を知り10年前から登録米に申込みました。

東日本大震災があり、放射能の心配もありました。生協でさゆり米の放射能検査を行い検出されなかったので、引き続き登録米を継続していました。

この度、さゆり米ツアーのチラシを見てさゆり米がどのような場所で作られているのかこの目で確かめたく、さゆり米ツアーに参加させていただきました。

生活排水が田んぼに流れ込まない水源に近い良い環境でお米が作られていることが分かり大変安心しました。農家の方のお話を聞き、無農薬米を作るには大変なご苦労があったと知りました。ここまで来るまでには大変な試行錯誤をされたことも聞きました。鯉を田んぼに放して鯉が死んでしまったこと。合鴨の雛を一羽500円で買い140匹もの合鴨を放して雑草を食べてもらい、その後6月が終わると農家の方が餌を与え成鳥に育てないと売れないことも知りました。大変なご苦労をされていると分かり、さらに感謝の気持ちが湧きました。今後もずっと買い支えていきたいと思います。


今回初めて、農家の方々のご協力で蕎麦打ち体験をさせていただきました。三立て(挽きたて、打ち立て、茹でたて)で、初めてお蕎麦をいただき、その美味しさに感動致しました。本当にありがとうございました。

市川市 Iさん