なのはな生協
福島保育園訪問
福島子ども支援
=福島の子どもたちに野菜を届ける活動=
12月19日、いつも野菜や果物を届けている福島の2つの保育園にクリスマスプレゼントを届けに行ってきました。
まず向かったのは「なごみ保育園」。
1歳児から5歳児までが一つの部屋に集まっていて、大はしゃぎで出迎えてくれました。
サンタがプレゼントを一人一人に手渡すと、早速プレゼントの中を確認して大歓声です。
その後、園長先生に現在の様子を伺いました。
園内の放射線量は下がってきており、園庭では普通に遊ばせています。
しかし、園の外の公園や震災前に行っていたお散歩コースなどは、まだまだ除染が進まないところも多く、園外の公園などで遊ばせることはできていません。
「保育園児は園が生活の場なので、本当は広い公園やお散歩にも連れて行ってあげたいんだけど」と顔を曇らせていました。
次に向かったのは梅の木保育園。
出迎えてくれたのは5歳児クラスの年長さんです。
この子ども達は、思いっきり土に親しんでもらおうと10月、千葉に招待した子ども達です。
2か月ぶりの再会にサンタやトナカイに扮しているにもかかわらず、どちらからともなく自然にハイタッチ。
プレゼントを渡してお別れする時も、またまたハイタッチでした。
千葉での2日間が本当に楽しい思い出になったようで、招待できて本当に良かったと改めて感じました。
梅の木保育園では園長先生と栄養士の先生にお話を聞くことが出来ました。
通された事務室には何やら厳つい検査機器が。
これは給食の放射線量を測る線量計です。
これを毎日給食の度にやるのですから大変です。
放射能の心配のない、なのはな生協からの食材は大変ありがたいとおっしゃっていました。
なごみ保育園からは子ども達と保護者の方からのメッセージの書かれたカードを、梅の木保育園からは手作りのクリスマスのオーナメントをいただきました。
最後に保護者の方からのメッセージを二つご紹介します。
「いつも美味しい食材を届けていただき、ありがとうございます。おかげ様で息子は毎日を元気にすごしています。郡山で暮らすという選択をした私たち家族にとって、長期に渡るなのはな生協さんからの食材は大変ありがたいものです」
「いつも心のこもったプレゼントありがとうございます。今は簡単な説明でしか理解できない年齢ですが、多くの方々の善意に支えられて震災と原発を乗り越えてきたということを話していきたいと思います」
なのはな生協では、これからも福島で暮らす子ども達の支援活動を継続していきます。
組合員の皆様のご協力をお願い致します。
理事 川口
福島子ども支援募金
1口 100円 注文番号 000888
皆様のご協力をお願いします。