<飼料が違います>
乳牛が食べている飼料に使われているとうもろこし、大豆粕は非遺伝子組み換え飼料で、指定された酪農家から受け入れた高品質な生乳を、殺菌、充填しています。
<殺菌温度も違います>
東毛酪農の「みんなの牛乳」は63℃30分の低温長時間殺菌法(LTLT)、「よつ葉牛乳」は72℃15秒、「八千代牛乳」は75℃15秒の高温短時間殺菌法(HTST)です。消化吸収の良い「可溶性カルシウム」が破壊されず、「たんぱく質」の熱変性がないと言われています。加熱殺菌法を発見した細菌学者ルイ・パスツールの名をとってパスチャライズ牛乳と呼ばれています。
パスチャライズ牛乳は、有害な病原菌だけを死滅させ、牛乳の栄養、風味を残した本来の牛乳です。原料乳中の細菌数の少ない、新鮮で乳質の良い生乳だからこそ出来る殺菌方法なのです。パスチャライズ牛乳を作るには、牧場での衛生管理、牛達にストレスを与えない健康管理、工場での集乳から発送までの細菌数のチェックなど、徹底した多岐に渡る保守・管理が必要です。毎日のたゆまぬ努力があってこそパスチャライズ牛乳を作ることができるのです。おいしさには理由があります。
また「みんなの牛乳」はホモジナイズ処理(脂肪球を細粒化)していないノンホモ牛乳で、静置しておくとクリームが浮いてきます。
ノンホモジナイズでパスチャライズの牛乳は貴重品で、日本ではほとんど生産されていません。