「いのちの海」を守り、受け継ぐ

瀬戸内海の祝島(いわいしま:山口県)。
島民の9割が人生を賭け世代を超えて、上関(かみのせき)の原発計画に反対してきました。
漁師さんにいたっては原発建設の漁業補償金10億8千万円も拒み続けています。
この明確な意思表示が原発計画を止める切り札でした。
祝島の人たちは強行に押し進められようとする原発の埋め立て工事に、毎日、身体を張って抗議行動を続けていました。
福島原発事故後、上関原発計画は当然中止になると思いましたが、祝島の人達の闘いは終わるどころか、追い込まれている状況です。

【上関原発計画】(2014年05月15日 朝日新聞朝刊)
上関町長島の最西端に出力137.3万キロワットの改良型沸騰水型の原子炉2基を建設する。
発電所用地面積約160万平方メートル
のうち約14万平方メートルを埋め立てる予定。2001年、国の電源開発基本計画に組み込まれ、09年には中国電力が埋め立て準備工事に着手。
反対派の活動や11年3月の東日本大震災を受けた原発事故で工事は中断。
中国電が12年10月、埋め立て免許の延長を申請し、県が審査中。

祝島支店の2013年度の赤字は約1,000万円

高齢化•過疎化が進み、水揚げは減り、魚価は低迷。
山口県漁協により作られた構造的な赤字も加わり、県漁協祝島支店(旧祝島漁協)の運営は破綻寸前です。
数年前から、この赤字を組合員が個人で補填しています。
年金をつぎ込み、組合員をつづける漁師さんが大半です。
議決権のある正組合員の、少なくとも過半数の意思表示がなければ、補償金を拒めないからです。
今年はついに個人での赤字負担が20万円近くになることがわかりました。
支払い期限は7月の末日。
もう祝島の漁師さんたちだけで背負うのは限界です。

原発の建設に反対

なのはな生協では、安全性に疑問符がつく原発の再稼働、ましてや新たに建設するなどは到底容認できるものではありません。
祝島の人たちがこの32年、多くの犠牲を払いながらも原発に反対し続けた漁師さんへカンパを届けたいと思います。
組合員の皆様の協力をお願いします。(7月18日まで)

注文書6ケタ番号記入欄に番号と口数をご記入下さい。

お一人様何口でも結構です。協力をお願いします。

000011 1口   100円
000012 1口  1,000円

祝島