なのはな生活協同組合

上関原発建設計画に抗い続けて35年

祝島島民を応援しよう(カンパのお願い)


35年にわたり上関原発(山口県)建設計画に抗い続けている祝島の島民。何としても原発を建設しようとする中国電力は、原発の建設に伴って生じる漁業への影響の補償として漁民に総額125億5000万円の補償金を渡すことにしています。
既に、県漁業協同組合8支店のうち7支店が受取り、祝島支店だけが原発建設反対の立場から10億8000万円の受取りを拒否しています。

祝島支店では5月に組合員会議を開き、2016年度の決算が赤字のため組合員1人当たり12万円余りを徴収する「案」が提案されました。
しかし、一部の組合員から漁業補償金で穴埋めする「修正案」が提案され、議論は紛糾し散会しました。

ところが6月、支店の組合員会議議長から「修正案」を採決するための会議開催の是非を問う書面議決書が配布されました。
これに対し、補償金を赤字に充てることに反対している橋本久男さんと木村力さんは、書面議決書を開票しないよう求める仮処分を山口地裁岩国支部に申立しました。

岩国支部の佐野裁判長は12月21日、「すでに会議は終了し、修正案は廃案になった」とし、「書面による採決は違法、無効」と判断、開票作業を禁止する決定を出しました。
橋本さんは「われわれの主張が認められ、ほっとしている。原発建設に反対するため補償金を受け取らないよう組合員を説得していきたい」と話しています。
しかし、今後も様々な妨害が予想されます。
まだまだ、厳しい闘いが続きます。
ちなみに、祝島支店の組合員の約8割は、上関原発に反対し続けるために原案通り赤字の負担金を支店に支払っているそうです。
身銭を切って闘い続けています。

島ぐるみで原発建設に反対している祝島。
「私たち祝島島民の会は、先輩達が守り通してきた美しい海を次世代に引き継ぐために、35年間、上関原発反対運動を行ってきました。漁業補償金も受け取っていません。どのような攻勢にもひるむことなく上関原発計画が白紙撤回されるまで全力で取り組んでいきたいと思います」との島民の皆さんの思いを受け止め、共有していきたいと考えています。

そこで、祝島島民の皆さんを応援するためにカンパのお願いです。是非、ご協力のほどお願い致します。

≪申し込み方法≫

1月5回、2月1回、2月2回注文用紙の企画欄に6桁番号と口数をご記入下さい。

010091 一口 100円
010092 一口 500円
010093 一口 1,000円

※何口でも結構です。締め切りは2月9日。