なのはな生活協同組合

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住民の願い
1982年、山口県上関町において、中国電力は地元住民の合意がないまま上関原子力発電所建設を計画。
予定地の対岸わずか3.5キロにある祝島の島民は、先祖から受け継いできたいのちや生活・ふるさとを守るために一貫して原発計画と補償金を拒否してきました。

それに対して
中国電力が原発建設のために漁業組合や町にお金をばらまいた結果、地元住民は、賛成、反対で対立しあうようになりました。
さらに選挙では中国電力職員が不正転入を行い摘発されたり、住民が座り込みをしている中で無理やり工事を進め、怪我をさせたりと手段を選ばない強引なやり方で計画を進めていきました。

権力でだまらせる!?
国や県に対し、埋め立て中止、建設中止要請を行いましたが聞き入れられず、やむを得ず現地での非暴力の抗議行動となりました。
抗議行動が続く中、中国電力は工事を妨害したという理由で住民4人に対して、4800万円の損害賠償を請求する裁判を起こしました。
命やくらしを原発によって壊されることに抗議した事が、不法な妨害か否か問われている裁判です。
妨害と認められれば表現の自由が脅かされると同時に生存権の否定にもつながります。
このように大企業が個人を訴えるという司法の悪用はスラップ訴訟であると言えます。

スラップ訴訟(いやがらせ訴訟)とは?…
国や大企業が原告となり、それに反対する個人を民事裁判で訴え、発言や取組みを封じる事を目的に起こす訴訟戦術です。
アメリカ等は表現の自由の弾圧になるとして多くの州で禁止しています。
日本では、規制がなく各地で同様の裁判が起こされています。

訴えられている4人
清水利保さん…山口県上関町(町議会議員、祝島島民の会代表)
橋本久男さん…山口県上関町(漁師、大工)
原康司さん…山口県平生町(シーカヤックガイド、冒険学校主宰)
岡田和樹さん…広島県三原市(農業、ハチの干潟調査隊代表)

瀬戸内の美しい海を守り、子ども達に豊かな自然を受け渡したいという思い活動している方々を支援する事が原発建設を阻止し、不当な訴訟の被害者を増やさないことにつながると考えます。
上関原発建設阻止のため支援カンパを募り、祝島島民の会へ届けます。
組合員の皆様の協力をお願いします。

11月2回、3回の注文書6ケタ番号記入欄に番号と口数をご記入下さい。
お一人様何口でも結構です。協力をお願いします。
000061 1口 100円
000062 1口 1,000円