3月14日(月)なのはな生協本部にて、「なのはな生協組合員活動交流会」を開催いたしました。各エリアのリーダーが一同に会し、活発な意見交換が行われました。

なのはな生協組合員活動

2016年度年間活動計画
基本理念
「人の命とくらしを守る」

組合員活動

[組織小委員会]
目的
「食とくらしの安全を組合員とともに守る」
今年度の目標「食とくらしの安全・安心を組合員とともに守る」を柱に組合員活動を進めていきます。

[商品小委員会]
目的
「なのはな生協のこだわりを伝え、商品の普及に努める」

[平和活動部会]
目的
「平和安全保障関連法を使わせない! あきらめない!」
「平和の尊さ、戦争の悲惨さを次世代に伝える」

[脱原発放射能部会]
目的
「原発事故を風化させない」
「福島を孤立させない」
「原発事故を他人事としない」

 

TPPの参加で安価で安全性の疑問符が付く商品が大量に輸入されることになります。
遺伝子組み換え食品、食品添加物、ポストハーベスト等、現在でも輸入食品は大きな問題点を抱えています。
TPPは貿易の自由化だけではなく、医療、保健、保険、投資、労働など様々な分野にわたります。
食とくらしの形が変わってしまう危険性があり、注視しなければいけません。
食糧自給率の向上、食とくらしの安全を守るために何をすべきかを組合員活動に反映しなければいけないと考えます。

原発は多くの国民の反対の声を無視し、次から次へと再稼働しています。
ずさんな避難計画での再稼働は経済優先で命を軽視した今までの原子力政策となんら変わってはおらず、福島の教訓が生かされていません。
私たちは一度事故が起きれば、安全で安心した生活が脅かされることを福島原発事故で学びました。
終わりの見えない廃炉作業は将来にわたり影響を及ぼします。
「食とくらしの安全を守る」ためには原発はいらないという思いを共有できる活動を継続していきます。

2015年9月に参議院で強行採決され、成立した「平和安全保障関連法」は、憲法9条が禁じる国際紛争解決のための武力行使を可能とするもので、憲法違反であることは明らかです。
この法案が発動されれば、日本は海外どこでも国会の承認も後回しで派兵できます。
戦争をする国となり戦後70年守ってきた平和が覆されようとしています。
先の大戦で戦争は差別を生み、誰もが安心して暮らせる社会を壊すものであることを学びました。

なのはな生協では理念である「人の命とくらしを守る」は戦争とは真逆のものと考えます。
いつまでも戦後が続きますよう、この法案を使わせず平和を次世代に繫ぐ活動をしてまいります。

今年度は食とくらしを守るために何ができるのかを組合員とともに考え、ともに活動をしてまいります。

 

2016年度活動予定