ロシア軍によるウクライナへの侵攻について、在日ロシア連邦大使館に声明文を送付しました

2022年3月4日

在日ロシア連邦大使館
ミハイル・ガルージン駐日ロシア連邦特命全権大使 様

なのはな生活協同組合 理事会

2月24日、ウクライナ東部地域にロシア軍を侵攻させ、ウクライナ各地で子どもを含む多くの市民の命を奪っています。国際法上まったく根拠がない暴論でウクライナの主権と領土を侵し、国連憲章、国際法を踏みにじる侵略行為に対して、『ロシア軍によるウクライナ侵攻に強く抗議し、ウクライナからの速やかな撤退を求める』ことを決議いたしました。

私たちは世界平和を希求する一員として様々な活動をしてまいりました。ロシアの侵略行為に対し反対の声を上げるため抗議文を送付いたします。今後は、いかなる軍事的手段も用いず、当事国のみならず国際社会が対話と外交によって、市民の命を第一とした新たな未来が拓かれることを強く望みます。


声明文

2022年3月4日
なのはな生活協同組合 理事会

緊急声明

ロシア軍によるウクライナ侵攻に強く抗議し、ウクライナからの速やかな撤退を求めます。

2月24日、貴国は、ウクライナに軍事侵攻し、ウクライナ各地の軍事施設を爆破するだけではなく、多くの子どもや市民も犠牲になり、尊い命を奪っています。これはウクライナの主権と領土を侵し、国連憲章、国際法を踏みにじる侵略行為であり、世界中の人々の平和を願う思いを踏みにじる行為です。そして一連の事態の中でロシアが核兵器大国であることを誇示し、核兵器で世界を威嚇する行為は戦争被爆国である日本国民としてとして断じて容認することはできません。

ウクライナ国内の問題に外国勢力が軍事力をもって干渉することは如何なる理由でも許されるものではありません。全ての国家間の問題は対話と外交により解決すべきであり、武力や戦争では解決できません。このことは過去の2度にわたる世界大戦とその後の様々な国際紛争を経て人類が学んだ教訓です。

平和が生協の全ての前提です。なのはな生協は、創立当初より「人の命と暮らしを守る」を基本理念とし、平和の大切さ命の尊さを訴えてきました。そして誰もが安心して暮らせる社会の実現のため活動を続けてきました。

私たちは世界平和を希求する一員として世界の国々の人たちと『ロシアは侵略やめよ』『国連憲章を遵守せよ』と声をあげます。ロシア軍はウクライナへの軍事侵攻を直ちに中止し、速やかに撤退することを強く求めます。