なのはな生協

食の安全・安心にトコトンこだわった生協です

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機関紙「なのはな」6月号WEB版

機関紙「なのはな」6月号WEB版

第45回

なのはな生活協同組合
通常総代会

議案書ダイジェスト版


2017年6月26日に開催される第45回通常総代会議案書の一部をまとめたダイジェスト版です。
総代会は一年に一度開催される、なのはな生活協同組合の最高意思決定機関です。
各地区選出の総代が議案の内容をもとに討議、決定します。


 

第1号議案
2016年度のまとめ

なのはな生協の活動を継続させていくためには商品を利用して頂くことが事業継続の中心であり、そのためには組合員拡大と継続した利用促進が重要であるとの方針で活動してきました。
仲間作りでは、組合員のお宅に友達を招いて開催するホームパーティーによる加入数が前年比223.9%となり大きな成果となりました。
組合員に協力していただく紹介活動では、加入数が前年比118.4%となり、組合員の協力が組合員拡大に結びつきました。
その結果組合員拡大数は1,437人で、組合員数は前年比104.1%の12,359人、供給高は18億1千3百万円で、予算比99.2%、前年比100.5%となりました。
供給高が前年より増加した理由として、利用人数の増加が挙げられますが、なのはな生協の取り組みが組合員そして地域の方々に支持された結果と思われます。

組合員活動

「食とくらしの安全・安心を組合員とともに守る」を柱に組合員活動を進めてきました。
エリア会を始め、組合員活動に多くの組合員に参加していただきました。
商品だけではなく、なのはな生協の活動の良さを伝えることが出来たのではないかと考えます。
エリアリーダー会ではエリアの意見を出し合い、エリア活動が円滑にできるよう心がけました。

また、「みみずの学校」「収穫体験」「田植え・稲刈り体験」「安全たしかめ隊」「搾乳体験」などを企画し、生産者と交流して、生産現場の環境、商品の良さを実感していただくとともに食の大切さを学ぶことができました。

「遺伝子組み換えルーレット」の上映会と天笠啓祐氏の講演では、遺伝子組み換え食品や輸入食品の危険性を伝え、食糧自給率の向上が食の安全を守るためには必要不可欠なものであることを学びました。

「戦場ぬ止み」の上映会や沖縄代表派遣では、米軍基地の問題は日本全体で考えなければならないことを認識させられました。

憲法改定が国会審議されようとしている現在、「憲法とは何」からはじまり、現行憲法と自民党の改憲草案を比較しながら憲法について学ぶ「憲法Café」を開催して、憲法は人々の暮らしと直結していること、これからの動向にも注視しなければいけないことを学びました。
平和代表派遣では、長崎と沖縄へ代表派遣を行い、戦争の悲惨さと平和に関する現在の問題点を考え行動することが、誰もが安心して暮らせる社会を築くことに繋がることを学びました。

脱原発活動では役職員研修を実施し、原発がいかに危険なものかを学び、生協活動とは相入れないことを確認しました。また、「日本と原発4年後」の上映会、原発のアンケート、福島視察、原発避難者訴訟の傍聴など、様々な活動を通して脱原発の意思を組合員に伝えました。

第2号議案
2017年度活動のすすめ方

 

供給高18億5千万円・組合員拡大1632名を目指し活動していきます。

総務省の家計調査によると、2016年のエンゲル係数が1987年以来29年ぶりの高水準になりました。
所得が伸び悩む中、生活費を切り詰める節約志向が強まっていることを反映した結果と思われます。
このような状況下で公的年金や医療、子育てなどの分野で保険料の引き上げや給付の切り下げが行われます。
また、原料費の影響による食料品や日用品の値上げ、さらに福島第一原発の廃炉費用を電気代に転嫁するなど私たちの暮らしを圧迫し続けています。

また、2016年の夏の参院選では改憲派が3分の2を超える議席を獲得して憲法改定の発議が可能になりました。
憲法が改定されれば基本的人権や平和主義などが脅かされます。
また、TPPは事実上棚上げになっていますが、米国からの自由貿易協定の押し付けなどの不安な要素が存在しています。

なのはな生協は「人の命とくらしを守る」との理念の下、暮らしを取り巻く様々な問題について取り組んでいきます。

 

商品の取り組みについて

日本の食糧自給率の向上も目的に、お届けする商品の原材料には可能な限り国産原料を使い、遺伝子組み換え作物、合成添加物などに頼らない商品開発を進めます。

今後も、安全で安心な食品を未来に残すため、生産者、取引先そして組合員とともにお互いの絆を更に強めていきます。

取り扱いについて検討、準備していた有機農産物の供給を始めます。
現在取り扱いをしている有機認証を受けている食品、農産加工品については、利用の際の目安にしていただけるよう商品案内の紙面に認証マークを記載します。

より多くの商品を利用していただくために、試食会(なぁ~なちゃんレストラン)や味噌づくり講習会を開催し、実際に商品を見て、味わう機会をつくります。

利用・健康・鮮度・おいしさ・便利さなどのニーズに対応しながら、要望が多い商品の開発と規格の見直しをすすめ、満足していただける商品の供給をしていきます。

ワンアイテムの商品については、選択肢を広げられるように種類を増やします。

福島第一原発事故から6年が過ぎましたが、いまだに放射性物質への不安は続いています。
安心して商品を利用していただくため、食品の放射性測定と測定結果の開示を継続していきます。

組合員活動について

「人の命とくらしを守る」ためには、食を始めとして安全が第一であり、安全・安心な生活を支える環境を守らなければならないと考えます。
安全・安心な生活の実現には格差や差別のない社会、食糧自給率向上などが必要不可欠です。
また、平和や原発などの課題もあります。
食とくらしの安全を守るために生協として何ができるかを組合員と一緒に考え、持続可能な社会の実現を目指す活動をしていきます。

 

第3号議案
定款一部改定の件

改定案は以下の通りです。
(区域)
第4条 この組合の区域は、千葉県全域及び東京都23区とする。
(出資)
第14条 組合員は、出資1口以上を有しなければならない。
2 組合員の有することのできる出資口数の限度は、990口とする。

【定款変更の理由】
1、組合の区域変更
東京都足立区、江戸川区、葛飾区、江東区、中央区を配達している際に東京5区以外にも配達するよう要望がある。
2、出資口数の限度の変更
出資口数の限度額を下げることにより、組合員の出資口数の平均化を図ります。

第4号議案
役員選任の件

 

第5号議案
役員報酬設定の件

 

第6号議案
役員退任慰労金支払いの件

 

第7号議案
組合員除名の件

以上、第1号から第7号議案について提案を行います。

 

 

上映会『太陽の蓋』
原発事故を風化させない

4月22日(土)、成田市の「もりんぴあこうづ」で『太陽の蓋』の上映会を開催しました。
175人の参加があり、会場も満席状態になりました。

3.11の東日本大震災から始まる『太陽の蓋』は当時の様子を思い出させずにはいられません。
官邸の混乱、刻々と悪化する福島第一原発、何も知らされずに避難を続ける住民、被ばくを覚悟し収束作業する作業員、放射能に脅えながら生活をする人など様々な角度から描かれていました。

官邸は未曽有の危機対応に追われることになります。
肝心の電力会社や原子力委員会は、その時にも事実を隠ぺいし、政府も正確な情報を掴めていない状況にあったと映画は伝えています。
福島で実際に起こっていた、避難者が避難所から避難所へと渡り歩く様子も映し出されます。

映画の中の一つ一つの言葉が、史上最悪の危機に直面していたことを表しています。
「日本人が一番現在の状況を知らされていない」「最悪の場合は避難を250km圏内に拡大しなければいけない(東京も含まれる)」「福島原発は幸運が重なり無事だっただけだ」などいかに大変な状況だったかが分かります。

上映後、当時の総理大臣、菅直人氏は「震災後の5日間は今日観ていただいた映画の通りだと思います。
奇跡的な偶然が起きていなかったら、この場所に私もみなさんもいることができなかったと確信しています。
そんな事故であったことを忘れないでいただきたい」と解説。
その後、東京電力の処遇、当時のマスコミ、自然エネルギー、脱原発について参加者から質問があり、それぞれ丁寧に回答していただきました。

なのはな生協では、原発事故を風化させないよう、今後も様々な活動に取り組んでまいります。
福島の事故で基本理念である「人の命とくらしを守る」ことが非常に厳しくなったことを私たちは経験しました。
この経験を生かさなければいけないと考えます。
子ども達に平和な未来を残すためには、早急に原発を止めなければいけないと改めて考えさせられました。

 

映画『太陽の蓋』を観て

新聞、テレビの情報から判断するしかない我々にとって現場での人との生々しい生活を知り驚きました。
今なお続いている避難生活を思うと胸が痛みます。
原発のゴミさえきちんと処理できないのに、何故原発を無くすことが出来ないのか、腹ただしいことです。
(市川市・70代)

当時の生々しい様子が分かり良かったのですが、一度原発事故があると止めようがない事が分かり、これから再稼働反対、原発は全て廃炉にしなければと強く思いました。
(成田市・60代)

事実を淡々と伝えてくれるいい映画でした。
国の体制、体質の問題点がみえました。
「何も原発問題は終わっていない」印象的でした。
(千葉市・50代)

菅直人氏の話を聞いて

聞いて良かった事項が多かった。
原発は人間の手におえるものではないとのお話に私は同感です。
自然災害の多い日本には原発は不要です。
再生可能エネルギーの話は良かった。
(佐倉市・70代)

当時の様子が良くわかり、面白かった。
問題の根本がなんとなく分かった。
(市川市・60代)

 

 

函館・青森視察
大間原発~リサイクル燃料備蓄センター~東通原発~六ヶ所村原子燃料サイクル施設
核燃料サイクルが破綻したにもかかわらず

3月24日から26日にかけて函館市から青森県に渡り原発関連施を視察しました。
青森県には、大間町をはじめ東通村、むつ市、六ヶ所村などに多くの原子力関連施設があります。

大間原発は08年に着工し、11年の東日本大震災で工事が中断され、工事進捗率は震災前の約38%のままとなっています。
函館市や市民が立ち上げた『大間原発訴訟の会』がともに建設計画の凍結を求め、裁判で闘っています。

使用済燃料は再処理するまでの間、原子力発電所の敷地内で貯蔵されていますが、再稼働をすれば、その発生量は増加する一方です。
現在、発電所にある貯蔵プールも一杯になってきています。
したがって原子力発電所外にも貯蔵・管理する「中間貯蔵施設」が必要になります。
それがむつ市に新しく建設しているリサイクル燃料備蓄センター(東京電力80%、日本原電20%出資)です。
原発の稼働継続を目的に建設されたことは言うまでもありません。

東通村には現在、原子力規制委員会による適合性審査を受けている東北電力所有の原発と福島第1原発事故の影響で工事が停止したままになっている東京電力の原発2基があります。
自治体では再稼働、建設を強く求めていると聞きました。
原発を動かさなければ、立派な公共施設の維持費など、町の財政が立ち行かなくなる恐れがあるからだと考えます。

続いて、六ヶ所村原子燃料サイクル施設を視察しました。
「六ヶ所村再処理工場」は各原発から出た使用済み核燃料を再処理し再利用するのを目的に建設されました。
しかし、現在再処理はおろか何も機能していないので保管用のプール(許容容量3,000トン)が満杯になっています。
そのため各原発で保管している状況です。
「もんじゅ」は1kwの発電した事もなく、廃炉が決定。このように核燃料サイクルが破綻しているにも関わらず、原発の建設、再稼働を推進している様子を青森で確認することができました。

函館市では、市が提訴した裁判の激励メッセージを届けに行った時から交流している「大間原発訴訟の会」を訪問し、竹田代表と中森事務局長に話を聞きました。

「大間の海は宝物、函館の海も宝物、子孫へ残そう宝の海を」と30年にわたり反対運動を続け、2010年には建設差止めを求める裁判を起こしました。
祝島で反対運動を続けている島民から聞いた「海は私たちのいのち」「海と山さえあれば生きていける。
だからわしらの代で海は売れん」の言葉を思い出しました。
お金よりも安全な環境を将来に残したいという気持ちを強く感じました。

「福島第一原発原子力発電所のメルトダウンという最悪の過酷事故を目の当たりにして、再稼働、まして新しい原発の建設など何を考えているのか理解できない。
これからも工事中止、計画凍結を訴えていきます」と竹田代表。
ともに諦めずに『脱原発』を訴え続けることを確認しました。

 

 

憲法@なのはなCafe
共謀罪って何?

今回の憲法Caféでは、現在国会で審議されているテロ等準備罪(いわゆる共謀罪)を中心に学習会を宮腰弁護士(明日の自由を守る若手弁護士の会)を講師に市川と佐倉で開催しました。
国会中継をみると担当大臣でさえ理解していない様子が答弁からもうかがい知ることができます。
共謀罪の法案は過去3回国会に提出されましたが、強い反対の声が多く、3回とも廃案になったものです。
テロ等準備罪と名前が変わっていますが本質的には同じである事全く変わっていない事が学習会で理解できました。

宮腰弁護士は、「当初の政府の説明では、オリンピックの開催には国連の越境組織犯罪防止条約の締結が不可欠で、そのために共謀罪の成立が必要だという話でした。しかし、そもそもこの条約はマフィアや暴力団が対象で、テロとはあまり関係がなく、共謀罪とは関係なく締結できるものです」と話されました。
また、「一般市民には一見関係のない法律に思われるかも知れませんが、法案の対象は『テロ』に限定していませんので、全ての国民(市民)を対象にしているのは明らかです。例えば誰かと一緒に、楽譜を無断でコピー(著作権法違反)して使用したり、マンション建設反対の運動(組織的威力業務妨害罪)などを計画したりすると共謀罪とされる恐れもあります。捜査機関の判断で市民が対象になる可能性があります」と解説いただきました。

共謀罪により、警察や検察などの国家権力が強化され、一般社会にも通信傍受、盗聴など捜査が広がる危険性があります。
それは市民の活動の委縮や自制に繋がりかねません。
現在審議中ですが、表現の自由、結社の自由などの憲法違反の可能性があり、戦前の治安維持法にも似たこの法案の撤回を求めるのはもちろん、数の論理での強行採決などとても許せるものではないと考えます。

 

 

 

埼玉平和資料館&丸木美術館見学
平和について考える一日

なのはな生協では、お子さんが参加できるよう、春休みと夏休みに平和を考える企画を行っています。

3月に「埼玉平和資料館と丸木美術館見学」を企画し、子どもの参加も10人ありました。
戦争については凄惨さや恐怖から拒否反応を起こすお子さんもいて伝え方が難しいのですが、戦争や原爆を知るきっかけとしては、ぜひ勧めたい場所ということで決めました。

行きのバスの中では、ベトナム戦争を体験した海兵隊員が日本の各地で平和の大切さを訴えた、「9条を抱きしめて」というDVDを見ました。
人の殺し方を教えるシーンもあり、戦争の実態を知ることができたと思います。

平和資料館では、「お国のために!」という学校教育の映像、空襲警報が鳴って防空壕に逃げる体験から、当時の状況を実感してもらえたと思います。

美術館では、学芸員の方の話から、多くの被爆体験者の代弁者として丸木夫妻が「原爆の図」を描いたことを知りました。
また、館内の沢山の絵からは、戦争・核兵器・原発反対を強く訴えていたことが伝わりました。

ここ数年、なのはな生協では、憲法学習会、憲法カフェ、上映会等、平和・戦争・憲法を少しでも身近に感じていただけるよう、また今の日本がどういう状況にあるかを理解していただけるような企画も行っています。

日本が戦争を二度と繰り返さないためだけではなく、地球上から核兵器や争いをなくすためには、平和の尊さや戦争の悲惨さ・無意味さを次世代に伝えていくことが大切です。

戦後70年以上が過ぎ、戦争・被爆を体験した方々から話を聞く機会が減りつつあります。
大人は、体験者からの話を聞いて想像力を働かせ、考えることができます。
しかし、知識や経験の少ない子どもたちに「戦争はいけないもの」と思わせることは非常に難しく、戦争を体験したことがない者が伝えていかなければならない分、平和の大切さの継承していくことがますます困難になると思われます。
今、自衛隊の国防軍化・憲法改正・共謀罪が議論されています。
また沖縄を含め、日本全国には依然として米軍基地が存在します。
単に国内で戦争が起きていないというだけで、今の日本は、果たして平和な国と言えるでしょうか。

戦争は、私たちのごく当たり前の生活を奪っていきます。
平和でなければ、安全な食どころか、生きていくための食の確保も難しくなります。
「人の命とくらしと守る」を基本理念とする生協として、改めて生協の活動と戦争は相容れないものであるという意識を強く持つとともに、私たち大人の使命としても、平和活動の進め方を考えていく必要があります。
今後も、平和代表派遣、映画上映会、折り鶴活動、署名活動、集会やデモ行進への参加等を行ってまいります。
組合員の皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。
理事 小林佳恵

 

 

菅谷いちご園 イチゴ狩り
家族でファンに

天候に恵まれた5月6日、菅谷イチゴ農園でのイチゴ狩りに参加させていただきました。
妻と娘と僕の3人で参加しました。

ハウスにつき受付の後、菅谷さんのお話を聞きました。
無農薬栽培のため今年はいちごの天敵、ダニの被害により思うように栽培がうまくいっていないそうです。
その中、私達のイチゴ狩り用に4棟のハウスを用意していただきました。
4棟のハウスのイチゴには充分に水を与えていないと話しており、あえてイチゴを厳しい環境に置く事により甘味が上がるそうです。
ハウス内はポカポカ暖かくイチゴも真っ赤に染まっていました。
食べてみると、甘いのはもちろん、後から酸味も効いていて飽きの来ない味でたくさんいただく事ができました。
1時間イチゴ狩りに夢中になり、終わると汗だくになっていました。

昼食後には糖度コンテストと菅谷さんとの交流の時間がありました。
菅谷さんの農園ではミツバチをとても大切にしていて、ミツバチに悪影響を与える化学農薬は使用していないそうです。
ミツバチが元気にたくさん仕事をしてくれるお陰で安全で良いイチゴができると話していました。

家に帰り早速、8ヶ月の娘にすり潰したイチゴを食べさせました。
菅谷農園のイチゴが気入ったのか4個では足りず合計7個食べてとても満足そうでした。
無農薬なので小さい子供にも安心して与える事ができますね。
妻も娘も僕も菅谷農園のイチゴが大好きになりました。
また機会があったらぜひ参加させていただきたいと思います。
第四地域担当課 山口 悟

 

 

第11期みみずの学校入学式
親と子がともに学べる場
農業の大変さを実感

4月15日(土)晴天の下、第11期みみずの学校の入学式を行いました。
参加者は16家族61人です。
みみずの学校は種まきから収穫までを行う体験型の学校です。
入学当日は家族ごとの畑作りから始まります。
慣れない手つきで鍬で耕していました。
畑を作った後、キャベツやレタス類の植え付け、ベビーリーフ、大根の種蒔き、里芋(これは秋の収穫体験のものです)の植え付け等の作業をしました。

参加者からは「野菜を育てることが初めてなので、楽しみな気持ちとちゃんと育ってくれるかなという心配な気持ちがあります。そして何より家族で作業することが楽しかった」「畑に着いた時、まず土の柔らかさに驚きました。まるで新雪に足跡をつけているようでした」などの畑の感想をいただきました。

作業を終え、昼食後の交流会では「生産者さんとお話しできたのも良かったです。皆さん優しい方々でした」「先生から『慣行栽培では、一般の人が驚くような量の農薬を使っている』との話を伺いました。
安全・安心の野菜を作るために手間暇かけていることがわかりました」と顔の見える関係が出来つつあると感じました。

入学式で理事長が「みみずの学校では、毎年何人もの卒業生を送りだしています。提出された日誌には、『種を植え、育て、収穫したものは、今まで食べられなかった野菜でも食べられるようになった』と毎年のように書かれています。みみずの学校では、食べ物を大切にすることと、収穫する喜びを感じることができます」と挨拶しました。
今回の日誌にも「娘はあまり里芋を食べないし、調理も面倒でやりたがらないのですが、自分の収穫した里芋をみんなに食べさせたい!と丁寧に下処理をしていました」と書かれていました。
体験に勝る食育なしということが伝わってきます。
参加者の日誌を紹介します。

土がふかふかしていて、家の庭、家庭菜園とは違うことが驚きでした。
子どもたちが土をいじっているうちに楽しそうになっていくのが見ていてこちらもうれしかったです。
「年間にこの作物は何回作付けします。収穫はこの頃です」という説明で、年間のイメージが少しわいてきて、旬を意識した献立に役立てそうだと思いました。
蒔いた小さな一粒の種から作物が成長するのが不思議だし、大地・自然の力はすごいなと思います
(M・M)

たねをまいてたのしかった。
ママがなのはなせいきょうをみつけてよかった。
のうかさんが土をきれいにしたり、くさをぬいたり、わたしたちができないことをこんなにやっているんだとびっくりしました。
(あいこ・5才)

残り2回の日誌にどんなことが書かれているか楽しみです。

 

 

『こども食堂からべえ』をOPEN
月2回土曜日 10:00~15:00予定

現在 全国400ヶ所以上に広がっている『子ども食堂』。
背景には「子どもの貧困」という社会的問題・地域の課題があります。
なのはな生協も地域の人たちと協力し、成田市加良部に開設いたします。
子ども食堂は「こどもが1人でも安心して来られる無料または低額の食堂」です。
現在、日本の子どもの相対的貧困率は16.1%、6人に1人が貧困と言われています。
貧困が学力の格差にも繋がっています。
それ以上に問題視されているのが、誰にも相談できない環境におかれてしまっている孤立です。
「夕食は買ってきた弁当やパンを 家でひとりで食べている子」「給食が唯一の食事で、長期の休みになると痩せてしまう子」など様々です。
『こども食堂』が困っている時に相談できる場所、何でも話をきいてもらえる場所、勉強をする場所など、地域のみんなの居場所になったらいいなあと考えています。
未来を担う子どもの支援は、社会的な問題であり 重要な課題になっています。
なのはな生協では、食に関わり築き上げたネットワークを生かし 、試行錯誤しながら地域の人たちとともに活動をし、『こども食堂』がいろいろな地域に広がることを目標に取り組んでまいります。

皆様のご協力をお願いします。

場所は、加良部ショッピングセンター内にある自習ルームです。
OPENにあたり、シンク設置や内装などの改装費用や運営費がかかります。
それらにあてるための「子ども食堂」募金の協力をお願いします。

こども食堂募金
010900 一口  100円
010910 一口  500円
010920 一口  1000円

※注文用紙に6ケタ番号を記入して何口でも募金できます。
※ネット注文の方も「こども食堂 募金」から何口でも募金できます。

ボランティアを募集します。

⦿調理サポーター
「自分ひとりでは難しいけれど 調理のお手伝いならできるわ」「子どもたちに食事を作ることなら 私にもできそう」という方
⦿学習サポーター
子どもたち(小学生~高校生)に勉強を教えられる方(教師、塾講師経験者等)

※「こども食堂からべえ」へ通える方
※土曜日(第2、第4)10:00~15:00(予定)
※交通費は自己負担になりますので予めご了承ください。

⦿ご家庭にある品物を募集します。
本…子ども向けの本絵本、教育書、小説など)
食器類…カレー皿サイズの皿、コップ、スプーンなど
テーブル・イス…子どもたちがご飯を食べたり、勉強したりする時に使います。

問い合わせ…0120-910-871
携帯の方は…043-216-7087
なのはな生協 涌井まで

 

ユニセフ委員会
「MOTTAINAI(もったいない)から世界を考えよう」

3月3日(金)市川市男女共同参画センターにて「MOTTAINAI(もったいない)から世界を考えよう~ ぬかカイロ作りと生活の知恵」と題したイベントを開催しました。

例年夏休み中に企画するユニセフハウス見学は応募者全員が参加できるのですが、今回のイベントは募集予定人数を超え抽選になりました。
皆さまのユニセフに対する関心の高さにスタッフ一同喜んでおります。
たくさんのご応募ありがとうございました。

今回はノーベル平和賞を受賞したワンガリー・マータイさんが世界に広めた「もったいない」を実践するべく、寒い季節にピッタリの繰り返し使える「ぬかカイロ作り」をメインとしました。

普段捨ててしまうことの多い、精米する際にでる米ぬかの再利用になります。
材料は米ぬか200グラム、玄米200グラム、唐辛子1本、ローリエ1枚。
材料全てをよく混ぜて、用意しておいた布(今回は三辺をミシン縫い済み)に入れて仕上げに一辺を縫い綴じるだけでした。
簡単ですね。
布はダブルガーゼを外側、綿を中側に二重にして縫い代を長目にとり、米ぬかが漏れないようにしています。

イベントでは購入した布を使いましたが、ご自身で作る場合は、靴下を二重にすれば一辺を縫うだけ。
お子さんの赤ちゃんの時の洋服等を使っても素敵です。
布を再利用すれば更に「もったいない」を実践でき、思い出深い一品になりますね。

そして生活の知恵として、かぼちゃの種やビワの葉の利用法を講師の神田理事からお話しを伺いました。
今の私達の暮らしでは作られた物を購入することが多いかと思いますが、身近な物を使って咳止め、化粧水、やけどの炎症止め、虫除けスプレー等を自分で作れるそうです。

ユニセフで支援している国々でも、物が不足して売っていなかったり、買うお金がない等の理由で、購入するのではなく身近な物を工夫して必要な物を作り生活に役立てている人々も多いのです。

その後は真珠まり子さんの絵本「もったいないばあさんと考えよう世界のこと」(講談社)の読み聞かせをしました。
この絵本は世界の苦しい現状の子ども達とユニセフの活動が分かりやすいので、委員会スタッフのお薦めです。
是非とも読んでいただきたいです。

最後に、第3世界ショップの三種類のチョコレートを試食、祝島のびわ茶を試飲しながらユニセフの活動とも通じるフェアトレードを学び、世界の子ども達の現状を考えました。
アンケートでは、「作ったぬかカイロを家で使うのが楽しみです」「読み聞かせの絵本を子どもに読ませたいです」といった声がありました。
ユニセフの活動をご理解いただき、参加費のうち一人300円、合計9,000円をユニセフに寄付いたしました。
次回のイベントでも、より広くユニセフについて広めていきたいと思っています。
ユニセフ委員会 富田

 

 

大倉農園援農
りんごの豊作に期待

私は何度か大倉農園に援農作業に行っています。
例年は6月に行って実を摘む摘果をしていましたが、今年は5月12・13に行き、初めて花を摘む摘花作業を行いました。

りんごは、1ヶ所から5つ位の花が咲きます。
摘花というのは、立派な花だけを残し、それ以外の花を落とす作業です。
美味しくて形の良いりんごを作るために摘花をして、沢山の花を咲かせるための栄養を、1つの花に集中させます。
花のうちに摘み取る方が、実を取る(摘果)より力がも要らず簡単で、木への負担も少ないそうです。

作業中に聞こえるのは、受粉中の蜂のブンブンいう羽音と鳥の声のみで、黙々と花を摘み取る作業が延々と続きます。
正直なところ、休憩が本当に待ち遠しかったです。

すぐ近くには、昨年の台風で倒れた木を起こしたものが植えられていました。
葉も少なく、花の付き具合からも、弱っている様子がよくわかります。
今年は、花を全部落として結実させないで養生させるという話に、早く回復してほしいと思いました。

りんごは、摘花の後、摘果を何度か繰り返して、ようやく収穫に至ります。
今年は花が沢山付いているので、豊作が期待できそうです。

私たちの手元に美味しいりんごが届くのは、受粉してくれる蜂はもちろんと、気が遠くなるほどの量の花を摘み取った後、摘果を繰り返すという地道な作業があるからこそなのだとしみじみ感じた援農作業でした。
理事 小林佳恵

 

 

✿今後の予定✿
なぁ~なちゃんレストランsummer
6月20日(火) ミレニアムセンター佐倉
6月22日(木) 船橋市中央公民館
6月29日(木) 江東区総合区民センター
6月30日(金) 松戸市民会館
7月 4日(火) 千葉市生涯学習センター
7月 6日(木) 市川市男女共同参画センター
※各会場とも10:00~12:00(受付9:45~)

 

 

 

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