なのはな生活協同組合

組合員のみなさまへ

「こども・若者未来基金」ご協力のお願い
(NPO法人)ちばこどもおうえんだんの「こども・若者未来基金」の趣旨に賛同した、県内3つの生協(生活協同組合パルシステム千葉・なのはな生活協同組合・生活クラブ生活協同組合)が、同じ時期に、寄付募集統一キャンペーンを行っています。

虐待や親の病気などが理由で、児童養護施設や里親家庭等で暮らす社会的養護が必要な子どもたちは、原則として18歳になると自立が求められます。しかし、18歳になったからといって、頼れる家族がいない、という問題が解決するわけではありません。進学や就職などで退所したあと孤立するケースも多く、継続した支援が必要です。「こども・若者未来基金」はそんな子どもたちに寄り添いたいと、2016年度に設立し、今年5年目を迎えます。

2017年度から2020年度までに、約3,800万円の寄付が集まり、87件、64名の若者を支援することができました。(助成内容ついては、裏面をご覧ください)ご寄付をしていただいた皆様には、心よりお礼申し上げます。

コロナウイルス感染拡大が長期化する今、社会的養護の下で育った若者の中にも仕事やアルバイトがなくなったり、減ったりしている人が多く、さらに困難な状況に置かれています。

一人でも多くの若者たちを応援できるよう、皆様のご協力をお願いいたします。

2021年度も昨年同様にコロナ感染拡大でアルバイトもなくなり例年より申請者、申請額も増加しています。
申請者にはできる限り支援したいと思います。
コロナ禍での中、社会的養護を出る子どもたちには、例年以上の厳しい現実が待ち受けています。
2020年度は、バイトが減少し、生活費が厳しくなった子どもたちに食糧支援も行いました。
今までにも増して支援が必要な子どもが多くなっています。
施設を出てからが本当の自立です。
寄付が多く集まれば、支援の輪を広げることができます。
継続した活動を繰り広げていきたいと思いますので、ご支援をお願いします。

募金方法

※注文用紙またはインターネット注文時に下記の6ケタ番号と口数をご記入してください。
募金番号:010009  1口金額:100円
募金番号:010010  1口金額:1,000円
受付期間 11月1日(月)~11月19日(金)まで

問合せ:043-216-7087 または 0120-910-871
Mail:event@nanohana-coop.or.jp
なのはな生協  組合員活動室 担当 伊藤

ちばこどもおうえんだんへの寄付は、寄付控除が使えます。(確定申告が必要)
ご希望の方は、ちばこどもおうえんだんまでお問い合わせください。直接、寄付していただく方法をご案内します。
【お問い合わせ先】(月~金10~16時)
認定NPO法人ちばこどもおうえんだん
〒263-0051 千葉市稲毛区園生町1107-7
TEL/FAX:043-205-4046
mail:chiba.kodomo_ohendan@fuga.ocn.ne.jp

社会的養護で育った子ども・若者の自立を、伴走者ごとおうえんします!

助成を受けた人・伴走者の声  ( )内助成年度 ●助成したメニュー

*本人Aさん(2020年度)

●くらしスタート

4月から飲食店に就職しました。そこで頑張って働いてみんなから信頼、尊敬される人になりたいです。そして将来は、青年海外協力隊に入って、教育を受けることができない子どもたちの支援をしたいです。

Aさんの伴走者Dさん

高校3年の夏から、自立援助ホームに来たAさん。高校の時は、毎朝自分でお弁当を詰め、学校へ行き、夕方はアルバイトをしていました。ホームに来て日が浅かったため、自立のためのお金が貯金できずに卒業を迎えることになり、支援はとても助かりました。何かあればすぐに駆け付けられるよう今後も伴走していくつもりです。

*本人Bさん(2020年度)

●くらしスタート・くらしサポート

高校の先生が親身に指導してくださり4年制大学に入学することができました。コロナウイルスの影響でリモート授業と対面授業が半々で大変ですが、毎日出席して、家での課題もこなしています。くらしサポートで、毎月ご支援いただくことは、とても心強く感じています。ありがとうございます。

Bさんの伴走者Eさん

 元々アレルギーがあり、健康面を心配していましたが、元気に暮らしています。ひとり暮らしにも慣れたようで安堵しています。ひとり暮らしを始めてから、少し頼もしくなったような気がして、うれしいです。

*本人Cさん(2020年度)

●まなびサポート

私が思い描く未来の自分は、「働ける大人」=「自立する大人」です。自分が働いたお金で生活し、自分なりのしっかりした考えを持つ大人です。今まで、たくさんの人に助けられてきたことに感謝し、大人になった時には、自分が他の人を助け、社会に貢献することが、今の目標です。

Cさんの伴走者Fさん

いただいた助成金で、大学生活が意欲的に送れるよう、しっかりサポートをするつもりです。そして将来は、金銭面、精神面の自立が確立できるようプロセスを踏みながら大人への成長を見守ります。

20172020年度までの実績

寄付総額:38,123,966円

15%の管理・運営費を含みます)

【助成内容】

内容 件数 金額(円)
くらしスタート 1人暮らしを始めるに当たっての必要な資金援助・住宅資金、家財購入 28 6,748,440
くらしサポート 進学した子どもの月々の生活の援助 25 16,812,000
資格サポート 資格取得に必要な資金の援助 8 2,200,000
まなびサポート 入学金や授業料等の援助 17 4,040,000
途中も緊急もサポート 緊急資金援助(2020年度より「緊急サポートSOS」に変更) 3 300,000
入学金つなぎサポート 他の奨学金からの借入金が支払われるまで、入学金等の仮払い 1 500,000

【緊急メニュー】2019年度に受けた遺贈を原資に2020年度よりスタート

緊急サポートSOS 自立後に、急な生活の変化や病気などで生活がたちいかなくなった時の援助 5 500,000