なのはな生協 平和活動部会

ピースアクション2017

 埼玉ピースミュージアムと丸木美術館見学

3月29日(水)朝8時、JR西船橋駅に参加申込者24名全員が集合し、貸切バスの到着を今か今かと待っています。
バスの配車手違いにより20分遅れての出発となり、寒い中お待たせした皆様大変申し訳ありませんでした。
さて、バスの移動時間を利用して参加者の皆様に自己紹介と参加動機などのお話しもいただきました。
学校の春休みということもあり親子参加の方も多く小学生~高校生のお子様からユニークな発言飛び出したリ、また幅広い年齢層の方々からもお話を聞くことができました。
そうこうしている間に、道路も混雑せずバスはスムーズ運行で予定よもり早く埼玉ピースミュージアムへ到着しました。

埼玉ピースミュージアムでは、太平洋戦争勃発までの道のり、民間人の徴兵はもとより戦時下における国民生活・子どもの日常・空襲など多岐にわある展示物を拝見することができます。
さらに展示物をみるだけではなく、こちらの施設では戦時中のある一日を疑似体験できます。
写真は国民学校の教室内で国語や算数などの教科ではなく、教師が戦争をする目的を子どもたちに叩き込んでる異様な光景が日常であることが見受けられます。

次に訪れたのは、原爆の図 丸木美術館です。
こちらの美術館では丸木夫妻が30年以上の歳月をかけて描いた【原爆の図】14枚の絵画を見学しました。
学芸員の岡村さんより丸木夫妻や原爆の図が描かれた背景など、言葉を選びながら子ども達にも分かりやすく淡々と語りかけるように説明して下さいました。
参加者の皆さんは一言一句聞き漏らすまいと、静寂の中耳を傾けている様子が伝わってきました。
広島に投下された原子爆弾がどのような惨状をもたらしたのか、1枚1枚の絵から受ける衝撃はみる人を無言にさせます。

☆参加者いただいたお子様からの感想を一部ですがご紹介します☆
・学校の授業では、今と昔を比べたら全然授業を受ける姿がちがうのでおどろきました。
(11歳)

・絵が上手だったし、いろいろな人から聞いてかいた絵だったから様子がわかりやすかった。
(10歳)

・原爆のドラマがあって、私たちもわかりやすく学べました。
(11歳)

・原爆の悲惨さを知り、平和とは何かをもう一度考えさせられました。
(中学1年)

その他沢山のご意見・ご感想をいただき、ありがとうございました。
なのはな生協は、今年度も組合員の皆様と共に平和について考える企画を考案し活動していく所存です。