4月3日 なのはな生協平和活動の一環として、組合員さんと一緒に江東区夢の島にある「第五福竜丸展示館」を見学しました。

9ヶ月にわたる建物の改修工事が完了し前日4月2日にリニューアルオープンしました。

1954年3月1日、日本から遠く離れた南太平洋上でアメリカの水爆実験による大量の放射性降下物をあびてしまったマグロ漁船が数奇な運命を辿ったのち、この場所に展示されています。当時の被害の状況を通し、核兵器廃絶を訴えかけています。

当時の放射能被害を語り継ぐために敷地内には「マグロ塚」石碑が設置されています。

館内のパネルに当時の混乱が表示されていました。

船体以上に数奇な運命を辿ったエンジンも展示されています。

放射能汚染の恐ろしさ、語り継ぐ大切さをあらためて感じ、解決の見込みも立たない福島原発事故について、決して風化させてはいけないと思い起こしながら帰路につきました。