12月13日 島根県の島根原発を訪れました。日本国内唯一、県庁所在地にある原発です。30キロ圏内には約46万人が暮しています。

島根原発2号機は再稼働への動きが進んでいますが、福島原発事故後に制定された「新基準」をクリアしたとはいえ、有事の際の地域住民の避難計画には、その実行性に大きな疑問が湧きます。46万もの人々が段階的に計画通りに冷静に避難できるのか…

風光明媚な景色の中の原発
「島根原子力館」。りっぱな建物です。
ほぼ完成しているとされる3号機は見えません。
松江の城下町。たくさんの人々が暮らしています。
城下町で見かけた看板

県庁所在地にある原発が事故を起こせば、事故対策本部を県庁に置くことができません。避難先は確保済との事ですが、行政側自身が避難をしながら的確な情報伝達・指示を出し、住民を守れるのか?とても大きなリスクを感じました。