12月11日、函館市の市民団体などが、青森県大間原発の差し止めをJパワーと国に求めた訴訟の控訴審第1回口頭弁論を傍聴しました。


本年3月19日の函館地裁による第1審判決は、「裁判所が差し止めを判断できる段階にない」という理由で原告側請求を棄却というものでした。控訴審で原告側は審理を函館地裁に差し戻すよう求めています。

 

この日の弁論では、「大間原発訴訟の会」代表の竹田とし子氏が意見陳述し、1審判決の不備と、あらためて大間原発の危険性を訴えました。

竹田氏は報告会で「福島の人々の苦労を、私たちが知ろうとしない限りわからないようにとなりつつあると思っている」と国の対応を批判しました。

第2回口頭弁論は2019年5月28日です。