10月3日 長野県安曇野市 大倉りんご園を訪問しました。

親子2代で営農中の大倉りんご園のりんごの木たちの世代交代を息子さんの宗一郎さんが解説してくれました。

苗木期(1年から2年)のブロックにはマルチシート(防草用)が採用されていました。マルチシートは黒色で雑草への光を遮断する反面、太陽光で熱を持ちます。

このようにすることで、苗木の根が高温にさらされるのを防げるそうです。宗一郎さんによる栽培新技術が取り込まれています。

しっかりした台木になったら、接ぎ木をして木を生長させていきます。

幼木期(3年から4年)の木。結実させません。

若木期(5年から10年)にさしかかった木はりんごが実っています。若木期になると年ごとに収穫量がぐんと上がるそうです。

2018年に撮影した同じ場所の木です。

今年はみごとに実りました。

りんごの品種も宗一郎さんが選定し、より美味しいものをと熱意を持って栽培しています。

昨年と今年は収穫量が低調ですが、順調に生育しているりんごの木に、次シーズンの期待が大きくふくらみます。