3月16日に開催された「フクシマを考えるフォーラム2019」の様子です。
千葉県内で原発問題に取り組む各団体が参加し結成された「フクシマを考えるフォーラム実行委員会」が主催し、第6回目の開催となります。会場は千葉市民会館です。

午前中に行われた4歳~22歳対象の甲状腺検診は申込者が非常に少なかったとの事。同じく午前中の上映会も参加者はご覧の通りでした。

午後の講演は
弁護士の河合弘之氏から「日本における自然エネルギーの展望/首都圏における「再稼働」の危機とは」

環境学者の山田國廣氏から「広島・長崎・チェルノブイリ・フクシマにおける「初期被ばくの証明」~自己免疫性疾患症候群としての原爆症~」

講演会の後には各団体の活動報告がありました。

 

翌日、3月17日には成田市のもりんぴあこうづで、「原発さよなら千葉」主催の「双葉町避難者・亀屋幸子さんの体験を聞く成田のつどい」が開催されました。

亀屋さんの各地を転々とする避難生活のお話しは想像以上のものであり、「すぐ家に戻れると思っていた」から始まった避難が、結果、自宅のある地域全体が立ち入り禁止区域になってしまうという原発事故の悲惨さをあらためて深く感じさせるものでした。

しかし、この会場も「満員」とはなっておらず、

原発事故から丸7年が経過し、関心が薄れてきていることを改めて感じた週末となりました。