1月27日に行われた映画「沖縄 うりずんの雨」上映会の模様です。場所は松戸市民会館。

[うりずん]とは…春分から梅雨入りまでの時季を指す沖縄の方言です。
太平洋戦争末期、沖縄で地上戦が行われたのが丁度この季節であり、うりずんの頃になると当時の記憶がよみがえり体調を崩す人たちがいます。

映画は「沖縄戦」「占領」「凌辱」「明日へ」という4部に分かれており、冷静な分析と日米双方の証言を元に構成されていました。

監督はジャン・ユンカーマン氏。アメリカ人です。当時沖縄で戦った元米兵や戦後沖縄に駐留したアメリカ人のインタビュー、沖縄戦を撮影した米軍の映像がふんだんに使われているのはアメリカ人監督ならではです。

 

監督の講演もありました。

この映画の英題は「The Afterburn」。火を浴び火傷をして、火が消えたあともその傷が深くなっていくという意味との事。

知っておかなければいけない沖縄の現実。

1人でも多くの方に観ていただきたい映画です。