福島フォーラム2015

 

~甲状腺検診等の健康調査の必要性と実態、
福島の現状、放射性廃棄物問題~

2015年2月28日(土)13時00分~16時00分

会   場
船橋市勤労市民センター
ホール

フォーラム参加者限定 甲状腺エコー検査を開催!※ 

福島の健康調査や子ども被災者支援法の現状、放射性廃棄物問題など、福島第一原発事故に起因する諸問題は未だ解決の糸口を見出せていません。

今回のフォーラムでは現状の福島に深く関わっている医師、ジャーナリスト、市民活動家の方の講演と、千葉県内で甲状腺検診の推進や放射性廃棄物処理問題に取り組んでいる2団体の活動を報告します。

福島原発の問題は今後も続きます。

みなさんと一緒になって考えましょう!

■フォーラム タイムスケジュール

12時30分 開場
13時00分 開会
13時05分~14時05分 講演「放射能汚染の健康影響-甲状腺検診結果を中心に」 種市靖行さん 小松ソフィア病院 医師
14時05分~14時45分 講演「原発事故情報操作の闇」 日野行介さん 毎日新聞 記者
14時45分~14時55分 休憩
14時55分~15時35分 講演「原発事故から4年 福島は今」 武藤類子さん 福島原発告訴団 団長
15時35分~15時55分 千葉県活動団体報告
■千葉県放射性廃棄物を考える住民連絡会 藤原寿和さん
※千葉県における放射性廃棄物最終処分場建設問題について報告をいただきます。
■放射能からこどもを守ろう関東ネット 柴田圭子さん
※医師・ボランティア等と連携した甲状腺検診活動や原発事故・子ども被災者支援法の課題について報告をいただきます
15時55分~16時00分閉会

 

フォーラム参加者及び家族限定!当日は甲状腺検診も受診できます

今回のフォーラムでは、実行委員会の参加団体「甲状腺検診ちばの会」が中心となり、ボランティアの医師の方々の協力を得てフォーラム当日の午前中(10時00分~13時00分)に甲状腺検診が実施されることになりました。

フォーラム参加者及びその家族等が対象となりますので、希望される方はフォーラム参加申込と同時に、甲状腺検診も合わせてお申込ください。

締切は2月13日(金)までとなります。

 

■参 加 費   無料※甲状腺検診を希望される方は運営経費のカンパとして受診者お1人につき1000円程度お願いします。

■定  員   フォーラム:300名

(甲状腺検診:60名※ただし、10時、11時、12時の各時間帯で20名までとさせていただきます)

■申込方法 お電話・メールのいずれかで「なのはな生協・涌井」までお申込みください。

 

※フォーラムのみ参加の方は当日受付でも結構です。甲状腺検診を希望される方は2月13日(金)までにお申込ください。各時間帯で先着順となります。

■会   場 船橋市勤労市民センター ホール

※甲状腺検診会場は船橋市勤労市民センター2階の和室となります。

 

主催:福島問題を考えるフォーラム実行委員会

甲状腺検診ちばの会/生活クラブ虹の街/ちば市民放射能測定室「しらベル」/なのはな生協/パルシステム千葉/放射能からこどもを守ろう関東ネット

 

 

■講師プロフィール

種市氏2

種市靖行さん
青森県出身、昭和大学病院(東京)・亀田総合病院(千葉)・太田綜合西ノ内病院(福島)などで勤務したのち、太田綜合熱海病院(福島)整形外科部長を務めた。
平成18年より郡山市で「たねいち整形外科」開業、震災時は開業6年目であった。
震災翌年のH24年2月にて診療所を閉院し、須賀川市の池田記念病院にて整形外科医として勤務し希望者に甲状腺エコー検診を行っていた。
平成26年12月にて家族を移住させた石川県に移り、小松ソフィア病院にて整形外科医として勤務中。
昨年末まで原発事故被災地の医師として、放射能の汚染状況とその危険性について周辺住民と話し合う活動や市民主体の健康相談会等に参加。
現在は福島県で行われている、県民健康調査甲状腺エコー検診にも参加している。

 

日野行介さん
1999年毎日新聞入社、大津支局。薬害ヤコブ病訴訟で、健康を守る規制の重要性を知る。
2002年福井支局敦賀駐在。原発マネー、核燃料サイクルを追う。
2005年大阪社会部。2010年大阪地・高裁担当で、郵便不正裁判を取材。
2011年東日本大震災。東電や保安院を取材。原子力特有の情報操作、隠ぺいを改めて実感。
2012年東京社会部。原発事故後の低線量被ばくを調査報道し、福島県の健康調査を巡る「秘密会」の存在を報じる。2013年、復興庁幹部の暴言ツイッターを報道。

 


武藤類子さん
福島原発告訴団団長。福島県三春町在住。版下職人、養護学校教員を経て2003年里山喫茶「燦」を開く。チェルノブイリ事故以来原発反対運動に携わり、2011年は「ハイロアクション福島」として活動を予定していた。福島第一原発事故発生以来、住民や避難者の人権と健康を守る活動に奔走している。

■報告団体紹介

藤原寿和さん
2014年4月6日「千葉県放射性廃棄物を考える住民連絡会」設立 事務局長となる。毎月運営委員会を開催するとともに、指定廃棄物最終処分場建設問題について、環境省及び千葉県に対して公開質問状を提出し、千葉県から回答を聞く会を催すなどの取組みを行ってきている。今後、学習会の開催や県下関係団体との交流会、先行している宮城県、栃木県下の反対運動団体との交流などを計画している。

 

 

柴田圭子さん
放射能から子どもを守ろう関東ネット事務局。白井子どもの放射能問題を考える会会員、関東子ども健康調査支援基金共同代表。3.11以降、放射能から子どもを守る活動を続けている。2013年秋に発足した「関東子ども健康調査支援基金」では、医師・市民ボランティアと共に、関東汚染スポットで、毎月甲状腺エコー検査を行っている。

 

~ 甲 状 腺 検 診 ( 超 音 波 エ コ ー 検 診 ) の ご 案 内 ~

受診を希望される方は以下の注意事項をご確認の上、事務局まで

申込手続きをしてください。

  • 検診対象年齢は4~21歳を目安とします。 ●時間帯は、10時~、11時~、12時~の3つの時間帯で実施します。
  • 申込の際は、どの時間帯を希望するか連絡してください。先着順となりますので、希望する時間帯が複数あれば先に連絡ください。
  • 受診枠が一杯になり次第締切とさせていただきます。 運営経費のカンパとして受診者お1人につき1000円程度お願いします。
  • 検診は「甲状腺検診ちばの会」が主催となり、ボランティアの医師の協力を得て実施します。
  • 申込後、事務局から「検診申込用紙」の事前提出を依頼します。ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
  • 申込締切は2月13日(金)までとなります。お早目の申込をお願いします。●ご家族であれば複数名でも受診できます。
  • 甲状腺検診の意味や結果概要については午後からのフォーラムでお伝えします。また、受診結果はフォーラム終了後お渡しします。
  • フォーラム開催中は検診会場をプレイルームとして開放しますので必要な方はご利用ください。保育ではありませんのでご注意ください。

 

~お申し込み・お問合せはこちら~

電話:0120-910-871

携帯電話の方:043-216-7087

メール:wakui@nanohana-coop.or.jp   なのはな生協・涌井

お申込の際は①ご本人のお名前②連絡先(電話・メール等)③フォーラム参加人数④甲状腺検診を希望するか の3点をご連絡ください。

 

甲状腺検診を希望する場合は、事前に「検診申込用紙」の記入をお願いしています。ご協力をお願いします