5月28日(土)に、千葉県庁近くのきぼーるにて、千葉市里親制度推進シンポジウムが開催されました。

里親とは、様々な事情により親元で暮らせないお子さんを家庭に迎え入れ、愛情をこめて養育してくれる人です。
他国に比べ、日本は里親委託率が低いのが実態です。

お話をしてくださったのは、児童養護施設千葉みらい響の杜学園の渡部靖久園長。
埼玉県在住の里親さん石井敦・佐智子夫妻、千葉県在住の里親さん田口誠三さんです。

「情熱・理解・愛情があれば、里親はできる」

「どうやって里親制度を広めるかが、私たち大人のミッションだと思う」

「周囲に里親をしていることをオープンにすることが、理解してもらう一歩」

などの言葉を含め、皆さんのお話から、 家庭での養育の重要性を感じると共に、里親制度は特別なものではなく、多様な家族のありかたの一つにすぎないという新しい認識をしました。

●なのはな生協では、様々な困難を抱えている子どもの支援をする「ちばこどもおうえんだん」の活動に賛同し、里親制度推進事業を共に進めています。